松山のお土産といえば「タルト」。
なかでも一六タルトは有名なのだが、本日のおやつは六時屋の方である。
普通、タルトの写真を撮る場合は「の」の字に似た「あんこ」の断面を見せた方がビジュアル的にも美しくおいしそうなのに、しまったなあと思ったのだが、前述の二大菓子メーカーの名前に何故「六」が共通してるんだろうと調べた結果で、いいわけを思いついた。
と言うのが、一六本舗の方は単に創業年が明治16年と言うところから来てるらしいのだが、六時屋の方はタルトのキャッチコピーで、「まっすぐ正直に」というのがあって、これは企業理念を示した言葉であり、6時ちょうどに短針長針が一直線になると言うことで、六時屋になったというのが、社名の由来なんだそうである。
じゃあ、包装したまま縦に真っ直ぐ撮った写真でも「六時屋」のタルトの場合、その理念に沿ったイメージを喚起させるとして、あながち“しくじり”でもなかったことにしておこうというものである。
“出来の悪い小咄”にもならぬか。