ちょっとひどい写真で恐縮です。(カメラがカメラだけに・・・)すべて東大寺で撮った仏像です。法隆寺は撮影禁止でした。
とりあえずUP順に、多聞天像、広目天像、如意輪観音菩薩像、虚空蔵菩薩像となります。
多聞天というのは七福神のメンバー毘沙門さんのことなんですが、隣の広目天と共に四天の中では耳には馴染みのある仏像だと思います。
で、教えてもらったのが、仏教における仏さまは如来、菩薩、明王、天という4つの部により成り、仏像として現われたるお姿の特徴として冠やネックレスをつけられてるのが菩薩で、如来はそうした装飾品はなんにもつけてないそうです。また、観音様の特徴としては必ず壺(水瓶)をお持ちだそうなんですが、知ってました?
それから菩薩は悟りを開くために修行中の身で、悟りを開かれた菩薩が如来となるそうで、56億7000万年後にこの世に現れて衆生(しゅじょう)を救うとされる弥勒菩薩はその時に如来になるんだそうです。本来は如来と言えば釈迦のことらしいですが、後に阿弥陀如来、薬師如来、大日如来などの仏像も作られるようになって、物がこわれることを「オシャカになる」なんて言いますけど、これは阿弥陀様を作ろうとしたのがお釈迦様になって失敗してしまった・・・が語源なんて話がありますね。
仏像の世界も広過ぎて、色々取り上げていけば切りがありません。
この項もまたの機会に楽しみを残して一応今回はクロージングとさせてもらいます。
眠いし・・・。