ベルセルク

最新号の34巻まで全巻ある。職場の若い子に貸してもらった。
まぁとにかくすごい本だと思う。
ベルセルクは狂戦士と訳されてるけど、題材、スケールの大きさ、迫力、女性の作家では描けない世界だろう。
おびただしく細密な線が描き込まれている画面を眺めていると、作者はいったい何を思ってペンを動かしているのだろうとつい作家の心の有り様に興味をそそられてしまうのだが、一番参ってしまうのは、イメージのリアル化の見事さである。
何ページにもわたって一切せりふなしの絵だけの場面が続くことがあるが、繰り返し繰り返しページをめくらされて、その確かな存在感を持って迫ってくるバーチャル世界に引きずり込まれてしまうのだ。そしてそのあまりにも説得力のあるファンタジーの世界は読者(わたくしめ)に一種のカタルシスを味わわせてしまうのだ。
このところ仕事がめちゃくちゃ忙しくて知恵熱が出そうだが、ベルセルクを見ると自分のしてることなんか(いたって普通じゃん)と尖った神経が凪ぐのがわかる。
わたしにとってこういった類のものは「元気のお守り」になるのである。

素敵な生け花

　　
今日仕事でおじゃましたお宅に活けられていた生け花です。
広い敷地に素敵なお家と素敵なお庭(日本庭園というべきか)をお持ちで、奥様が活けられたこれらのお花も部屋の中に無理なく溶け込んで趣に満ちた雰囲気を醸していました。
ライフスタイルと住まい方は当然ダイレクトに繋がっているわけですが、例えばお高い「絵」が飾られているよりも、住まいしている人の素養が伺える「お花」が活けられてる方が何だかうるおいと奥行きを感じてしまいます。
真ん中の写真の白い花は「藤の花」なんですよ。
花材も気取りのない日本的なものばかりで、ほんとにしっくりと心癒されました。

誰の土産かわからないのだけど

　　　　
播磨屋本店の「はりま焼き」と「丹波黒大豆ぎっしり　御やきもち」、先日職場でいただきました。
「坂の上の雲」は松山出張の社員の土産です。
同じ名前のお菓子は他にもあるようですが、今回は一六本舗さんのでした。
ホームページを見てから、あぁ、そういえば雲の形してたっけ？ですもんね。
これから、姿形も注意して味わっていただきましょう。
一六本舗と言えば一六タルトで有名なところですね。
あと、松山の土産で有名といえば「坊ちゃん団子」が思い浮かびます。
ところで、心配してた携帯、無事復活しました。(ホッ)

う～ん、低迷期にでも入っているのか?

またミスった。今度は仕事で。
「俺が何をしたって言うんだ」などとは毒づかない、やっぱり自分の不注意でしかない。
忙しい。これも言い訳にはならない。どんなに忙しくても必要な確認作業を怠ることは許されない。
確認したつもり、思い込みで気がつかないという今回のような場合、どのように防ぎ得ただろうか。
4月29日(土)、30日(日)とやっちまったのだ。
もちろん正しくは4月29日(木)、30日(金)である。
担当者にも文章に目は通してもらったのだが、彼も見逃してしまって、文書はすでに配布されてしまったという恐怖。
追ってすぐ半端じゃない数の訂正の文書を作成し、本日の雨の中、郵便局に駆けつけようとしたら、道路が冠水して通行止め。
仕方が無い、ひざまで水に浸かりながら、必死の態で歩いて郵便局までたどり着き、何とか明日の便に間にあわせたのだが、帰宅して携帯を使おうとしたら、雨で濡らしたせいだろう、液晶画面がやけに暗い。
同僚が汗で携帯ダメにしたとか言っていた言葉が頭をかすめる。
もしかしたら、ヤバイことになったかも。
朝も思いがけない大渋滞に巻き込まれ、めったにしたことのない遅刻をしてしまったし、お呼びでないマイナス事象が続くと、ふむ、何の暗示かとちょっと立ち止まって考えてしまうのだ。
わたしは別に占いでいう大殺界とか信じてはいないが、物事によくない傾向が目立ってきた場合には、やっぱり自分の足元の確認が一番大切だと思うのだ。
低迷期なら、逆らわず静かにゆっくり進んでみよう。
とは思うのだが、生来の「あわてがみ」の性分に抵抗するのは、これが、なかなかの難である。

本日の純和風弁当

大分、舌のただれも良くなってきたんですが、何となく和風がお口に優しい気がして本日は純和風。
といっても巻き寿司はレタス&シーチキン等のサラダ巻き。
“いなり”の残りの油揚げで人参と蕗を巻きました。
結び昆布、高野豆腐、しいたけ、人参煮付けて、本日は中身と弁当箱がいい相性。