楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

海野十三の短編

2015-03-08 23:57:34 | 
ちょっとしたいきさつで、海野十三の短編を読んでベストテンを選ぶという宿題を仰せつかってしまった。
図書館で借りてきた全集のうち短編集が編まれた第一巻をひとまず読み終えた。
タイトルを列挙してみるが、いかにも古色蒼然たるネーミングが時代を映し出している。
・遺言状放送
・三角形の恐怖
・電気風呂の怪死事件
・壊れたバリコン
・空中墳墓
・白蛇の死
・赤耀館事件の真相
・電気看板の神経
・階段
・人造人間殺害事件
・国際殺人団の崩壊
・麻雀殺人事件
・省線電車の射撃手
・ネオン横丁殺人事件
・振動魔
・恐ろしき通夜
・西湖の屍人
・遊星殖民説
・殺人の涯
セリフの言い回しや修辞の言葉にその時代独特の特徴が表れていて、お話のプロットを追いかけるだけではない面白みが味わえた気がする。
出来れば第二巻を借り受け、引き続き真面目に宿題に取り組みたいと思っている。
珍しく読書を始めた近況報告である。
コメント
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