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日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

四方田犬彦氏の「四方山話」

2017-02-12 22:53:10 | 映画、演劇、コンサート
本日、四方田犬彦氏の「白戸三平の作品世界」と題する講演会が北島創世ホールであって、午後二時半からということだったのですが、午前中、ネット予約しておいた「ドクター・ストレンジ」を観て(これについては明日お喋りする予定です)早めに会場に入りますと、たまたま元創世ホール館長(現在も嘱託で企画を担当してますが)の小西さんに会ったので挨拶しましたら、何だか当然のようにどうぞ、どうぞと案内してもらったのが、本日の講演講師の四方田氏がいらっしゃる控え室。びっくりですわ。
2、3人男性がテーブルについてて、ひょいとみると一人はFB仲間のTさん。ところが、遅れて部屋に入ってきた男性を見て「ありゃ」。同級生のOさん。彼も夕べ、Tさんたちと四方田氏を囲んでの飲み会に行ってたそうで、あいかわらず徳島県人てすぐ繋がるという事実を確認したのでした。
で、講演の話は次回に譲って今回は講演の前に四方田氏と雑談した中での面白話を少しご紹介。

★大島渚監督の「愛のコリーダ」主演は藤竜也ですが、佐藤慶が「これは僕の役だ」と狙ってたらしい。
★相手役の女優には「太地喜和子」も候補としてあがってたのだが、実は彼女は「愛のコリーダ」の冒頭に出演している「殿山泰司」共々新藤兼人監督のお抱え役者的色合いが濃かったので、却下となったとか・・・
★難航する女優選びに、奥さんの小山明子が「私でよければ協力する」と申し出たけど、これもさすがに却下とか
★老乞食役の「殿山泰司」は冒頭で行き倒れてふぐりも見えており、それを紀元節を祝うために持ってた小さな日の丸の旗で子供がつつく場面があったのだけど、カットされたらしいとか
★大島渚監督は女を撮るのに慣れていないので、「キャタピラー」等の前にはピンク映画で名を馳せていた「若松孝二監督」を製作に呼んだとか

★アウシュビッツを訪ねると当時囚人たちが食べていた食事を無料で食べさせてくれる食堂があるらしいとか

思い出したら、また追加しときます。今日は眠くて頭が働かない。
コメント
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