楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

明石に入りました

2013-06-23 13:48:49 | 

ちょっと悩んでいます、講師先生の解説が理解出来ずに・・・。
もとより理詰めで話される先生ではないので、その奥にある真意を忖度せねばならないのは常のことなんですが。
物語としては悪天候が続く須磨の住まいに、びしょぬれになった怪しげな風体の使いが二条院からやってくるんですね。
そしてこのとき源氏は、普通なら(都で生活していた時なら)家来の者達によって追い払われて自分の目に触れることもないような身分の低い賎しい人間に、(都から来たというだけで)親しい気持ちを抱いてしまっていることに、情けなさを感じるという場面があるんですね。
で、ここで、『我ながらかたじけなく』という文章が出てくる。
私は単純にこれは源氏が自分のことを第三者的に見て、自分のような高い身分のものが賎しい身分の人間と親しく交わるなど(ほんとならあり得ない、恐れ多い話じゃないか)と自嘲的な感想を述べたものだと解釈したのですが、先生はもっと高尚な解釈をされたんですね。
・宮中にいた源氏にとっては一般の下人など人の範疇に入っていない。
・もったいないという気持ちを抱くにはある程度同等の身分であらねばならない
・にもかかわらず、そうした下人に親しい気持ちを抱いたという事実は源氏を仏の域に押し上げたのじゃないか
・そうした高次の自分をありがたいと感じた
う~ん、整理したらこのようなことを仰っていたように思うんですが、理解が出来ないだけに、まとめ方が間違っているかもしれません。
ただ、私が納得いかないのは、源氏は類まれなる美貌と才能に恵まれたスーパーマンで、細やかな心使いも見せる魅力的な人物かもしれませんが、決して人格者ではないんじゃないかというところです。
だから源氏の仏化説にはどうにも首肯できない・・・。
ま、たかが物語の話じゃないかといえばそれまでです。
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源氏の日

2013-06-22 23:36:21 | 日記



虫が苦手な人はごめんね。暗いし、こちらの望むアクションではないけど、動いてるのはわかりますよね。
昨日は“共有”をクリックしても全く反応なしだったのに今日は全くモウマンタイ。UP出来れば原因は追及しません。
上のなんでもない青虫見ても生き物の不思議を感じますが、下の動画など見ると“アッパレ”といいたくなります。


源氏の話は明日にします。
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赤い夏の花

2013-06-21 23:39:58 | 季節の花

通勤途中の道路わきに咲いてる花で気になって調べますと、「サンゴシトウ」という花のようです。

こちらは近所の花なんですが、これも気になって掲示板に尋ねて教えてもらいました。
「モナルダ ではないかと思います。モナルダは シソ科の タイマツバナ(松明花) またはその交配種で、赤や紫など多数の園芸品種があります。」という返事もらいました。
最後、玄関に飾ってたサツキにいました、茎に擬態した虫。

気がむいたら身体を揺らして遊んでるんですが、ピンと身体を伸ばして「私は茎です」遊びをしてるのが本人は一番気に入ってるんじゃないかと思われます。
息を吹きかけて動いてるところを動画に撮ったんですが、また家のパソコンの不具合か、ユーチューブに投稿した動画を共有できないんですね。あ~あ、何でだろ。また調べて出来たらUPします。
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本日のくまもん弁当

2013-06-20 22:48:34 | 本日のお弁当

先日ラジオ聞いてたらキャラ弁作った事ない人でも、「とっても簡単で可愛く出来る」とお薦めしてたので、“くまもん弁当”作ってみました。
う~、可愛くないどころかちょっと恐いかも・・・。詰め方もセンスねえし。
でも気を取り直してメニューの紹介。
・鶏肉レモン風味
・湯剥きミニトマトのポン酢漬け
・かにかまの卵巻きのり巻き
・スナップえんどうゴマ和え
・メロンのスプーンくり抜き(茨城の親戚から今年も送ってくれた)
・アスパラのハム巻き
・竹輪きゅうり
でした。
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「女の都」

2013-06-19 23:46:25 | 日記

以前紹介した「N番目の旅人」から2作目にあたる知り合いの作品。
今回は速水はやとというペンネームから樫本誠士という本名になってるが、カバーイラスト、樫本さや香というのはひょっとして奥さんかなぁ?
4編収められているうち、標題を含む2編だけ読んだところである。
ネタバレになるかもしれないが、「女の都」は八百比丘尼に題材を取った御寮人様と呼ばれる不老不死で不思議な能力を持った女性とその取り巻き組織の女性達との遭遇を描いたお話である。
ファンタジーというよりは、ちょっとおかしみのある紀行小説みたいな、親しみと懐かしさを感じる物語である。
全部読んだらも一度感想書きます、今日は眠いのでここまで。
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