つくる・・・には”作る”と”創る”とがあり、実際に物を組み上げて作るのと、物を考えながら想像し創りあげるの二種類があり、後者は時には妄想になってしまう場合がある。
創造の世界の中には、バ~チャルがあり、それさえも今3Dで仮想敵に形に表す事さえ出来るようになった。
図面をかざすだけで、自動で3Dが立ち上げる事の出来る機能もあり、創るも、作るも、領域を持たない表現となってしまいそうなのが現実になりつつある。
日常生活の中にも、バ~チャルは存在し、私達の物づくりの中にも存在する。
日常の中には映画があり、テレビがある、今人気のあるアバタ~などは、その典型で仮想世界の中に引き込まれ、現実では起こりえない世界を観ることが出来る。
私達の物づくりの中のバ~チャルは、現実的で造り上げる事の出来るものを創造し、頭の中で3Dを立ち上げながら、それを図面やスケッチに描き写す。
書くときには、殆ど頭の中では出来上がっており、立ち上げにくいところを絵の中で具体的にまとめていく。
映画やドラマのようなバ~チャルとは違い、妄想にならないように、予算を考えながら組み上げなければならない。
そんな中でも、組み上げられた物に、夢を与え、遊び心を思い起こさせるような物で無ければならない。
時には、予算と想いの板挟みの中で、迷わなければならない時もあるが、そこが物づくりの楽しい所なのかも知れない。