空中の飛行機やヘリからビラを撒いて宣伝するのを戦後は良く見かけたのですが、最近はありませんね。ところが広いアメリカではビラこそばら撒きませんが、飛行機での宣伝がまだ健在なのです。フェスティバルとか人が多く集まるところの上空にやってきて何度となく旋回飛行をします。垂れ幕(バナー)を引っ張りながら飛んでいるのです。日本のように住居がたてこんでいると騒音公害でしょうが、アメリカはそれがなさそうです。
エアショーでの注目は近代的な飛行機やジェット機だけでなくこの写真のような昔の古い飛行機を復元させて飛ばせるのも一つです。ライト兄弟が動力のついた飛行機で飛んで以来、いろいろな飛行機が作られていますが、これもその一つで飛んでいる姿を見ていてもなんとも弱弱しい感じでした。天候の性もあったのでしょうが、低いところで音だけはしっかりと出して飛んで見せてくれました。現代の飛行機と違い操縦もかなり人間の5感を駆使しなければ飛べないようでした。