男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

3フィートかさ上げ

2006-04-14 | Weblog
昨年の9月に未曾有のハリケーンに襲われたニューオリンズでは再建に向けた動きが加速していますが、洪水区域にある家々に対しては3フィートのかさ上げをFEMAが指示しています。1フィートのかさ上げに凡そ4万ドルですから、12万ドルのかさ上げ工事費が必要となります。これを参考に被害者はそのまま洪水地域にかさ上げ工事をして住み続けるのか、他の地域に移り住み新築するのかの判断をしなければなりません。中にはこの際思い切ってと10フィートもかさ上げする家主も出ています。このかさ上げ推奨を適用しない場合は保険金額が膨大な金額となるとともに家の評価金額そのものも下がることになります。多くの家は堤防や運河が完成した後建築した地表面に基礎の高さをした築後平均50年であります。家をかさ上げするには油圧ジャッキで持ち上げその下に木製か鉄製の支柱で支えることになります。これにより一部地域の景観はかなり変化しそうです。
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石川啄木

2006-04-14 | Weblog
1912年の4月13日はあの詩人石川啄木が26歳の若さで没した日でもあります。「一握の砂」では、
・東海の小島の磯の白砂に、われ泣きぬれて、蟹とたはむる 。
・ふるさとの訛なつかし、停車場の人ごみの中に、そを聴きにゆく 。
・はたらけど、はたらけど猶わが生活楽にならざり、ぢつと手を見る。等のよく我々の小学校時代に教わった歌があります。今も学校で彼の歌は勉強されているのでしょうか?多少の時代の隔たりを感じる詩が多く、今の子が理解できるのかどうか、ちょっと心配があります。衛生事情の悪かった時代、肺結核でその若き将来を終えた詩人に思いを馳せて見ました。もし彼がもっと長命だあったなら、他にどんな素晴らしい詩を残してくれたであろうか。こんな事を思うのは私だけではないでしょう。
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