BIG3への公的資金の注入による救済が騒がれています。それに連れて今までそして現在のお金の使い道を厳しく問われています。各社のトップが使う会社所有のジェット機、そして議会での運動に使うロビストの費用などです。資金を注入してもそれらが本来の再生でなく他への流用に流れる可能性は明らかです。そんな事から国民の注目の的です。多くの国民はいまさら彼らを支援しても再生は無理との大方の意見です。自動車産業は裾野が広い産業だけに、これはBIG３だけに留まらずアメリカで自動車を生産している会社すべてに影響が出る事です。先日共和党の議員がオハイオ州のホンダの工場を訪れましたが、ホンダはBIG3の救済について公のコメントは何もしておりません。
今週の木曜日から感謝祭の休日に入ります。”ごちそうへの旅行”と称してUSA TODAY紙が今年の感謝祭に旅行する人を調べています。経済状況が思わしくありませんが、アメリカ人の約３７％がこの週末旅行をするようです。その内の２８％が前日の水曜日、そして当日の木曜日に移動します。今日火曜日に移動する人が１６％、明けの金曜日移動が３％、土曜日が１％、その他の日が２４％です。明日、明後日は道路、そして空港は大混雑をする事でしょう。
大変な名前の病気が出て来たものです。携帯が無いと生きて行けないようです。一日１５時間携帯のメールで時間を使う人もいるのです。お風呂に入っているときも、食事をしているときも、勉強しているときは、右手に筆記用具、左手に携帯でメールを打つのだそうです。携帯電話がサービス圏外になるとパニックになるとも言われています。まさしく現代病の典型です。便利な道具が人間を虜にして放さないようです。人間が道具を使うのではなくて、道具に人間が使われているのです。これから先もこの病気進化して行くのでしょうか？
