優れた黒人歌手とヒット曲を多く排出している、モータウンレコードが今年、創立５０周年を迎えます。関係する各地では今年一年を通していろんな行事を計画しています。本拠地のデトロイトでは、モータウン歴史博物館が今週フォートップのテナー、デューク・フェキールがツアーガイドをして案内するとか。クリーブランドにあるロックンロール殿堂では、記念すべき蒐集品を展示する計画です。機会があれば出かけて見ましょう。
アメリカ人成人の７人の内一人が子供の絵本以上、例えば薬の副作用の記述などが読めないとの記事が本日のUSA Today紙の一面に出ていました。各地域ではそんな問題の解消につとめてはいますが効果は上がっていないとの事です。ミシシッピでは改善をしめしていますが、ニューヨーク、フロリダ、ネバダでは悪化を示しています。どの位ひどいかというと、この新聞の記事も読めないと指摘しています。私はまだ良い方ですかね。
薄さと多機能を売りにしている携帯電話がこんどは小ささで勝負でしょうか？腕時計ならぬ腕携帯の登場のようです。作ったメーカーはLGで３Gの携帯セルフォンです。1.4インチのタッチパネルモニターで、カメラも搭載しておりビデオフォンも可能です。また受け取ったメールを音声で読み上げてくれるテキスト／音声変換技術を備え、もちろん時計ですから防水で、MP３プレヤーもありです。値段の方はまだ発表されていませんが、今年の半ばには市場に投入されるそうです。
経済予測も将来予測ですから、実際はその通りに行くかどうかは神のみぞ知るところですが、こんなご時世ですから、ああなる、こうなると経済専門家は無責任な事を言っています。そんなに予測が確かなら現下の状態になる前にきっちりと手が打てたはずだと言わざるを得ません。アメリカ唯一の全国紙USA Today紙も今朝の一面でそんな予測を載せていました。それによると2010年まで事態は悪化そたどり、失業率は９．２％まで上がり、連邦政府の財政赤字は２００９年に底を打つだろうと予測しています。これからすると来年は景気も上向いて来ると期待して良いのでしょうか？
デトロイトへの途中でモンローという町に立ち寄りました。モンロー市は、デトロイトから50㎞、5大湖の1つであるエリー湖の西側に位置する農業・工業・商業の三要素を備えた人口約2万2000人の美しい景観の歴史あるまちです。州の中でも歴史のある都市の1つで、西部劇で有名なカスター将軍の故郷でもあります。この将軍を描いた映画は数多く出ていますが実際の評価はいろいろと在るようです。軍の命令を聞かずに攻撃をしたり、最後は部下に銃の弾を十分に与えず戦死させたりと話題の多かった将軍だったようです。多少時間がありましたので、町の歴史協会が作った市内歴史ルートを散策してみましたが、古い建物の多さにビックリしました。１８００年代のビクトリアン調の建物が健在で使われています。大きなカスター将軍の銅像も川面に立っていました。
