青春がはるか遠い昔になった、私にとってはその時代が過去の思い出さえ消してしまっていて、身近には感じない映画でした。セントエルモというバーを背景に繰り広げる、俗にいう青春グラフィティー映画です。名門大学を卒業した男4人、女3人の恋愛劇とでも言うものです。7人が卒業後も近くで生活するという設定も、ろくに就職をしていないのが数人いるというのも何かストーリーのための苦しい設定に思えました。学校を離れ遠くに職を見つけた私の青春とはまったく違うのと、その為に友人が近くに居なかったという事も大きな違いです。本当の「セントエルモの火」をネットで調べると物体に蓄積された電子が突如火を放ったように輝く現象です。この映画の青春真っ只中の若者のエネルぎーが、一瞬輝き放った瞬間を描いた作品です。映画は20数年前のものですが、この映画の主題歌は依然としてラブソングの定番としてよくラジオより聞こえてきます。
アメリカ・シカゴにある全米で110階建ての最も高い高層ビルとして有名なシアーズ・タワーがこの度命名権を購入したイギリスの保険会社ウィルスグループホールディングズによって「ウィルスタワー」と名称変更されました。入居契約でビルの改名の権利も付与されていたそうです。ビル自体の所有権は2004年にアメリカの不動産資産フグループが新たに獲得していました。3月に名称変更が発表されたのですが、シカゴ市民の間ではどうやら評判が良くなかったらしく、署名運動が行われ、約36,000人分の署名が集まったそうです。ネットのフェースブックでも反対運動が展開されたのですが、「ウィルスタワー」になりました。先日その保険会社の方と会いましたが、そんな反対もあったせいか、あまり喜んでも居ませんでした。
日本語では洞窟と訳すのでしょう、英語では「ロックシェルター」と表現しています。このロックシェルターがオハイオのここかしこにあるのです。紀元前の人間がそこに住まいをしていたのは確かなことです。生活をしていたと見られるモノが発見されています。そんなシェルターを辿っていくと紀元前8000年から12000年までに遡り、そのころはベーリング海も人間がなんとか歩いてわたれる深さだったようです。シベリアやアラスカから漁をしながらオハイオの方まで到達したと見られています。アジアの血を受け継いだサイン南端はパラグアイでも確認されており、紀元前の人間の行動に驚かされます。