どうやら昨夜のウィスコンシン州の予備選挙結果を受けて、大勢はオバマ候補が民主党の候補として決まりかけた報道をしています。クリントン候補は、オバマ候補のスピーチだけを選択するのかと、強調しています。CNNはクリントン候補は自らの核となる支援者を失っているが、一方オバマ候補は彼の中心となる支援者をしっかりと確保していると語っています。共和党のトップを行くマケイン候補はすでに、民主党はオバマ候補が勝利すると狙って戦術をオバマ候補にシフトしての演説になっています。クリントン候補に若干の焦りが出て来ているのは事実です。彼女は女性票も確保しているとは言えず苦戦の様子です。今後を注目したいです。
今朝は気温もマイナス9度Cと下がり昨夕降った雪が固まって道路はまるでスケートリンク状態です。通勤の折も幹線道路はノロノロでテレビの交通情報では至るところで事故の情報です。私の短い通勤経路でも4台が路肩に突っ込んで止まっています。前を走る車はリアドライブの性かお尻を振りながら走っています。この様子では明日も気温はかなり下がりそうです。今年はただ今の所昨年よりも雪の日が多い様子です。地球温暖化と言われていますから、多少寒いのは我慢我慢です。南の方のアラバマ州などでは雪も雨も降らず旱魃という情報も伝わってきています。
火曜日の夜はアメリカ大統領予備選挙で目が放せません。今夜もウィスコンシン州の予備選挙速報です。現在まだ9%の開票状態ですが、予測では共和党はマケイン候補、民主党はオバマ候補(54%)が勝利(CNN予測)のようです。今CNNでは、クリントン候補(44%)がトップを取られても、「私が次期大統領になると信じている」と選挙後の演説しています。その後にオバマ候補がおそらく勝利演説をするのでしょう。民主党はますますトップ争いが白熱化してきてお互いの中傷もエスカレートしているようです。再来週の火曜日、3月4日はテキサス、オハイオと大票田の選挙です。民主党の両候補は結果が均衡しているだけに、候補獲得に必要な2025にはまだまだ到達しません。オバマ候補は主だった支援者の名前を挙げながら聴衆に感謝の言葉を伝えています。この勢いを11月に向けて行こうと呼びかけています。
今朝の地元、コロンバスディスパッチの1面に、ダイアナ元王妃の事故死について、その事故車に同情していた交際相手のアルドファイド氏の父(ロンドンの有名な百貨店ハロッヅのオーナー)が21年たった今、その事故の真相を明らかにするとの記事が載っていました。その当時この事故については、陰謀論が飛び交い、事故現場で捜査にあたったパリの警察は否定していました。しかし、陰謀説は根強く残っていただけに、その再燃を予測させます。事故当時、ダイアナが妊娠していたとする説も、陰謀説のバックには見え隠れするようですし、事故にあった二人が近日中の婚約を予定し婚約指輪まで世界中に公開されただけに、いろんな陰謀が飛び交ったのです、果たして新たな事実が明らかにされるのでしょうか。
「インド独立の父」と言われている、マハトマ・ガンジーを描いた歴史映画で、1982年に公開されています。青春時代から暗殺までを描いています。主演のベンキングスレーは、初めての映画出演での主演でした。あまりにもガンディーに似ていたのでインドの人たちが「ガンジーが生き返った」と思い込み、彼の元に参拝するものが後を絶たなかったと言うぐらい、キングスレーは仕草を模倣したのです。菜食主義、禁欲主義、不服従運動等々、当時の巨大国イギリスを相手にインド独立を勝ち取る姿は、その後、アメリカのマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやチベットのダライラマ14世などにも大きな影響を与えたのです。3時間超と言う長時間作品ですが、その時間を感じさせないくらいに感動を与えてくれた作品です。
アメリカのレストランに入って困るのは、見本も置いてませんし、メニューは写真もない文字ばかりです。これで注文しろというのかと怒るのは当たり前ですが、彼らは日本の良さを知りませんから、一生懸命に文字のメニューを読んでいます。その間は最初に注文したドリンクを頂くのです。ファーストフードのチェーン店ではさすがに写真付きのメニューが見られますが、伝統的な古いお店ほど、文字ばかりです。文字を食べろと言わんばかりです。一方、こちらの新聞は写真、それもカラー写真や色鮮やかなグラフや表が多いのです。日本では信じられない大きな写真やグラフです。新聞とメニューを足して2で割りたい気分です。こんなやり方が会社の中にも現れていて、図や写真を使うともっと解りやすいと思う資料も文字ばかりです。これで何がわかるのかと言いたいのですが、それを読むほうも、解らないと言えば馬鹿にされると思っているのか、「OK,OK」で過ぎていうのですから、不思議です。文化なのでしょうかねぇ。
この最後の黄旗で勝負は決まったでしょう。ペースカーが入っている間も周回数が減っています。あと23周のところで再開です。結局#12ライアンニュウマンが、最終ラップですり抜けチェッカーフラッグを取りました。最終ラップの一瞬の隙を飛び出した勝利です。年齢30歳、インディアナ州の出身です。車はダッジ、スポンサは、通信系のアルテルです。昨年はシーズンで13位の成績でしたが、今年は幸先の良い出だしです。でもシーズンは始まったばかりです。この先はわかりません。長いシーズンのチャンピオンシップを見届けたいです。他のトップを取れなかったドライバーもインタビューを受けていますが、この先が長いという印象はあります。
レース終盤に入り3度目の黄色フラッグです。カー#6と17の接触です。この間を利用して各車がピットインしてタイヤを交換しています。時刻は6時を過ぎましたが天気も良好で、日の沈む直前の様子です。デイトナの地平線に太陽が沈もうとしています。ゴールまで36ラップのところでペースカーがインしてレースは再開です。トップは#88のデールアンハードですが、終盤を迎えトップの順位はめまぐるしく動いています。各車とも勝負を仕掛けています。トップを確保した回数でポイントも加算されますから、勝負は複雑です。そんな事を言っていると#1,11、48,55の4台が接触して4度目の黄旗です。コースには人工照明が点灯されました。テールトーノーズで走る車が照明に映えています。昨年の覇者、ケヴィンハベルリックは残り数週で接触です。残り9週でグリーン旗に変わり各車飛び出していきました。と言っていたら#5が当てられて壁に接触して7度目の黄旗です。まだまだ結果はわかりません。
グリーンフラッグが振られ各車一斉にフルスロットルです。30分が経過しましたが、今のところ大きな動きはありません。便利な物で、オンボードカメラからは前後の車の映像が観れ、壁際に設置したカメラからは迫力ある映像が、コーナーの地面すれすれに設置されたカメラは車から出るオイルで汚れその迫力を伝えています。時折レース走行中のドライバーの音声がテレビに流れて来ています。ドライバーも余裕ですね。現在はゼッケン#11トヨタに乗るデニーハムリン(27歳)がトップを走っています。レース車のタコメーター、スピードメーターもテレビには映し出されます。#77のサムホーニッシュJR.が今ピットインしました。これに続きピットインでタイヤを交換する車が続いて入ってきています。ピットインの時間はおよそ12~15秒の間で、コースに戻っています。タイヤ交換後は順位が変わっています。レースの約1/5を消化した時点です。
スタートまで後数分に迫ってきています。オープンニングセレモニーは牧師さんのお祈り、国歌斉唱は3度のグラミー賞に輝くトリシア、ネバダの基地からのアメリカ空軍の編隊飛行と続き、ただ今「スタートユアエンジン」が発せられました。今日の観衆は25万人と発表されています。勝者がえる賞金は1.5ミリオンドルです。真夏のような天気の下熱い戦いの始まりです。グッドイヤーの飛行船が上空からも実況中継をしてくれます。兎に角アメリカ全土を沸かせるデイトナ500です。ペースカーに続きレースカーがコース内に入りウオームラップをしています。画面では各ドライバーの紹介が流れています。結構オハイオからの選手もいますね。街中のスポーツバーは賑わっていることでしょう。
今年のNASCARレースの第一戦である、デイトナ500レースのスタートが後1時間10分です。当地は天候曇りから晴れ、気温は約83度と夏の陽気でレース日和のようです。冠スポンサーは通信系のスプリント・ネクステルで昨年は、ネクステルカップでしたが、今年からはスピリントカップと名称が変わりました。昨シーズンからは、コスト抑制や安全性の向上などを目的に、カーオブトモロウ(CoT)と呼ばれる新型車の導入を開始しており、今年はシーズンから全レースでCoTが使われるのですから、興味が一層沸いてきます。レース場は満員の観客です。これから1周2.5マイルのコースを200周(500マイル)のレースが始まります。昨年の覇者ケビン・ハベリックの調子はどうか、スタート前のインタビューが続いています。
今日のUSAウィークエンドには、「もしヒラリークリントンが大統領になったら、ご亭主のビルをなんと呼ぶのか?」と言う記事が載っています。「ファーストマン」「ファーストハズバンド」「それとも簡単にビル」。オフィシャルではありませんが、一番合理的なビルご亭主の呼び方は、「ファーストジェントルマン」短くして「ファーストジェンツ」ではと、答えています。じつは「ファーストレイディ」と言う呼び方も別に公的な呼び方ではないのですが、100年以上もこれが通っています。もし彼女が大統領になり、二人が同席したとしたら、彼女は「マダムプレジデント」で、旦那はやはり「ミスタープレジデント」でしょう。一緒に紹介されるとしたら、「クリントン大統領」そして「前のクリントン大統領」っと呼ばれるのでしょうか?ややこしいことです。簡単な小浜市を支持しようかな?
アメリカ50番目の州は、いわずと知れたハワイ州です。では、51番目の州はと聞かれたら、何処でしょう?それはどうやら日本州のようです。こんな記事がこちらの地元新聞に掲載されていました。それは今真っ只中のアメリカ大統領予備選挙の日本での報道振りを取り上げているのです。太平洋を挟んだ隣国の日本がアメリカ政府に何かの変化を求めている印だと、日本の報道関係者の一人が答えています。確かに戦後の日本は「アメリカがくしゃみをすると、日本が風邪を引く」という位に揶揄されています。日本からおよそ150近くの通信社が今回のアメリカ大統領予備選挙そして11月の本選までを追っかけるために、報道員を派遣しているそうです。NHKの通信員は、「我々は同盟国であり、アメリカとのこの地域における安定した関係が必要と考えている。アメリカが新しい世紀にどちらに向かっていくのか、それが我々の興味の中心であると答えています。」これはやはり風邪を引きます。
2月も終盤にさしかかり、3月の春の兆しが時折見れる今日この頃です。春になるといろんなスポーツ活動が一斉に動き始めます。北から南まで広い国土を持つアメリカは年中春日和の地方もあるのですが、それでもシーズンインがあります。アメリカのモータースポーツの一番人気はなんと言ってもNASCARです。この初戦が17日の日曜日にフロリダ州のデイトナビーチ、デイトナ500で開幕します。F-1と違い市販車をベースにした車ですから、観る方も身近に感じられるようです。コースも楕円形が多く観客からコース全体が見渡せると言う事もあって人気を博しています。日本のコースは裏になったりすると全く観れませんからね。これから11月16日のフォード400までに37戦がアメリカ各地で競われます。特に今年はデイトナ500誕生50年を迎える節目で主催団体も盛り上げるイベントを企画しています。
日本ではテレビ朝日系列で、1980年代に放映されて、アメリカのドラマです。ポンティアックトランザムが喋りながら、ご主人のマイケルナイトと一緒に悪に立ち向かった物語です。この番組が26年ぶりに復活です。この日曜日9時から2時間の放送です。こんどの主人公は、若返ってジャスティン・ブルニングがマイケルを演じ、車はフォードムスタングです。車も最新のGPSを搭載してのハイテク仕様のようです。車の名前は以前と同じKITT(KNIGHT INDUSTRIES TWO THOUSAND)でこの車の声優も以前の声優の声質を考慮して選ばれたそうです。どんなドラマが展開されるか、期待したいです。