NHKの「クローズアップ現代」をみた。
東日本被災地の復興支援のために開かれた展覧会が3月から半年間
最後の福島の地から、若冲のコレクターのジョー・プライス夫妻への
インタビューも含め、素晴らしい内容だった。
40年来、江戸の絵師の魅力に取りつかれ、こつこつと収集してきたが
今回のように共感をもって見られたことはなかったと・・。
若冲のカタチ、色が、命の色として、被災者の心に届く様子がわかる。
若者から老人まで、たくさんの被災者を励ました。
時代を超えて、プライスさんというアメリカ人によって
真の価値を見出された伊東若冲は、
「後の世に自分の理解者が現れるだろう」と言っていたそうだ。