身近な宗教に
久しぶりにいい記事と出会った。別な見方をすれば、今私の欲している情報なのかもしれない。私は70、いわゆる古希を迎えるまで宗教には全く関心がなかった。馬鹿の一つ覚えで「無宗教」と言い張ってきた。そう言いながら神社仏閣などに頭を下げている。ルーテル学院大学の公開講座、仏教学入門講座などを通して宗教が身近なものになってきたようだ。また、テレビ番組表を見て、「これは見なくては」と夕食を早くし集中して見た。大まかな流れは多少わかってきた。
TVから 天正遣欧使節の先は
2017年2月9日(木) 20時00分~21時00分 の放送内容
英雄たちの選択「悲劇のキリシタン弾圧~大人になった天正遣欧使節の決断~」
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/np/tensho.html
戦国時代、ローマ教皇に謁見しヨーロッパで熱狂的に歓迎された、4人の栄光ある日本人少年、天正遣欧使節。しかしそれは彼らの激動の人生の一部にすぎない。帰国後、日本人キリシタンのリーダーとして、大勢の信者を導く責任を背負いつつ、秀吉、家康ら権力者による苛烈な弾圧に向き合い続けたのだ。教団から去る者、海外に避難する者、最期まで残り続ける者、それぞれの厳しい選択から、ひたむきに生きた知られざる生涯に迫る。
今日の朝日新聞から
(憲法を考える)揺らぐ政教分離 宗教学者・島薗進さん
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12788130.html
「立憲主義の核心には、多様な生き方考え方を守り、国家が個々人に特定の信念を強要することを許さない、という理念があります。日本の精神文化を豊かにしてきたのは、仏教や神道、儒教、キリスト教など多様な宗教で、政教分離は多様な信念体系の共存を守るものなのです」