「到彼岸法要」のご案内
巡りくる陽光に「この身」を照らす
節分を迎え、新しい一年の息吹きを頂戴しました。来月には春分を迎えます。
春分の日・秋分の日を中心に一週間がお彼岸です。
晝と夜の長さが等しく、お天道さまが真東からのぼり、真西に沈むと言われます。
私たちの祖先は、「真東にかがやく真っ白な朝日」に大自然の息吹きを感じ、巡りきた「今」を感じ、「真西へと沈む真っ赤な夕日」に 温もりや親しみ、畏敬を込めて「お浄土(あの世とあの人)」を観たのかもしれません。
インドでは、理想的な人生を送るには、理想的な四つの節目(四季・四住期)があると言うそうです。我が国でも、かつては「歳相応」とか「分相応」とか、年齢や立場によって求められる振る舞いがある一方、与えられるわかりやすい居場所があったようにも思います。今は生涯現役が謳われ、個の自由が進み、多様化という割りに、かえって、世代を超えて均質化が強いられ、逆にどの世代も苦しい居場所づくりを課せられているようにも感じます。
晝夜平等、かたよりのない春分の息吹きに照らされ、応分・相応「今のこの身」を照らす「養いの一日」としたい。
大切なあの人に、ご先祖さまに合掌。「今」「ここ」「わたし」に合掌。
恒例の春彼岸法要 お誘い申し上げます。
水澤山真福寺
花の香りは
風に逆らえば匂わず
されど
良き人の香りは
風に逆らっても香る
「法華経」の一節
http://www.senrinji.com/ho/054-2.htm
なんかシャキッとするね。区切りだ。スイッチを入れ変えないと。
いい文章だね。しっかり読んで前に進もう。
今日はトヨタカローラ世田谷店の帰りに丸池公園に寄ってみた。
自然があるな、残っている。ボランティアの懸命な努力が身を結んでいる。
私が北野に引っ越してきた頃は、杏林大学病院の寮があり、畑の中に丸池がポツンとあったような気がする。家も寮も立ち退き公園となった。
自然を壊すのは簡単。自然を残すのは大変。こんな繰り返しだ。