田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

カゴノキ(鹿子の木)Vol.2

2019年09月18日 | 杜の木々(フルハウス)

昨年9月24日に’杜の木々(我が家)’で「カゴノキ(鹿子の木)」のことを書きましたが、勘違いしていました。

1年経ったので赤い実が生っているものと思っていました。

ところが「カゴノキ」は雌雄異株でそれそれ別の木に雄花と雌花が開花し、雌木には緑色の実ができ、1年後に赤く熟し、その頃には翌年の花がもう咲いているとのこと。

我が家の「カゴノキ」はどうも雄木(幼木)で、今年(9月中旬)もゲッケイジュ(月桂樹)に似たクリーム色の花がたくさん咲いています。1年経ったのでそろそろ赤い実が見れると思っていましたが、花が咲いているだけでした。

幼木ですが、樹高は5m位あり、花は3mを超える位置に咲いているのでよく見えませんが赤い実は見当たりません。

 


この木なんの木?

2019年07月30日 | 杜の木々(フルハウス)

我が家の竹藪にこんな樹が生えています。天狗の団扇のような大きな葉が7裂し、幹に鋭い棘があります。

その名はハリギリ(針桐)です。ウコギ科の落葉高木。まだ1mにも満たない樹ですが、幹は直立し、高さ10~20m、大きいものは30mになるそうです。(撮影:2019.7.29)

幹や枝に針のような鋭い棘があり、危険なので伐採します。その前に撮影し、blogにUPしました。(撮影:2019.7.29)

(撮影:2005.9.17)キリに似ていて、若い幹や枝に棘があるのが名前の由来。花は7 ~ 8月、黄緑色の小花が球状に集まったものが傘状に咲きます。

(撮影:2005.5.5)葉は直径20cm~30cm程度で、5~9つ程度に裂けます。ウコギ科の中では、例外的に良質で有用な材がとれ、林業家の間では、もっぱらセンとかセンノキと呼ばれます。若葉は、山菜として珍重されます。 

 

 


タラノキ

2019年06月28日 | 杜の木々(フルハウス)

日本全国に自生する「タラノキ」別名:ウドモドキ/オニダラ。ウコギ科の落葉低木。

若芽は「タラノメ」と呼ばれ、天ぷらなどにして食べると美味しいとのことですが食べたことはありません。(2019.6.26 撮影)

我が家の庭に2~3本、自生しています。葉は互生し、大型の奇数2回羽状複葉。(2019.6.26 撮影)

葉の縁には鋸歯があり、葉の付け根と幹に鋭い棘があります。成長が早く、放置すれば大株(5m)になるので伐採候補の一つです。(2017.5.27撮影)

以下の写真は過去に別の場所で撮影したのもです。

8~9月、枝先に大形の複総状花序を出し、白い小さな花を多数咲かせます。

果実は液果で、10月に黒紫色に熟します。

同じウコギ科で食用になる「ウド(独活)」は時には「ウドの大木」などと言われるが、木ではなく多年草です。(2019.6.26撮影)

 

 


あじさい(紫陽花)の競演

2019年06月28日 | 杜の木々(フルハウス)

梅雨の合間の26日(1泊2日)、BOSOの我が家に行って来ました。二週間ぶりです。

この日は出遅れて昼に到着。入口の「額紫陽花」が満開です。

紫陽花を知らない人はいないのではないかというくらい有名な木ですよね。

我が家には「紫陽花」の木が10株ほどありますが、この「額紫陽花」が一番見事です。

株が大きいため、花後の剪定が大変ですが、毎年綺麗な花を咲かせてくれるので頑張っています。

少し紫がかった額紫陽花’ダンスパーティ’でしょうか?。

紫陽花は根から吸収される養分によって花色が変わり、酸性ならば青色、アルカリ性ならピンク色へと変化します。

株もかなり大きい。紫陽花はユキノシタ科の落葉低木で樹高は1~2m程度です。

花のように見える部分は、花びらではなく葉が変形した萼(ガク)と呼ばれ「装飾花」です。中央に見える小さなものが花です。

こちらは一輪も花が付いていません。昨年、株(2株)があまりに大きくなったのでバッサリと切り詰めました。

当然、今年は花が咲きませんが、きっと来年には昨年以上の花を咲かせてくれると思います。

こちらはあまり生育がよくありません。同じ敷地内でも装飾花の色が違うんですね。

ガクアジサイの一種で八重咲の「墨田の花火」だと思います。星形の小さな花が花火のように飛び出すような形をしているのが特徴です。

紫陽花には毒性が含まれている品種と含まれていない品種が混在しているそうです。食中毒にならないよう食用にはしないようにして下さい。

 

以下の紫陽花は過去に私が撮影したものです。

アメリカノリノキの代表種「アナベル」

カシワバアジサイ。ピラミッド形に咲く花が特徴のアジサイ

カシワバアジサイ‘ハーモニー’

タマアジサイ。 蕾が玉になっていて他のアジサイとは雰囲気が違います。

 ポップコーン ガク(装飾花)がくるりと丸まるのが特徴

 ヤマアジサイ’クレナイ’


危うく転落?

2018年12月15日 | 杜の木々(フルハウス)

一泊二日(12~13日)でBOSOの我が家に行って来ました。
  12日(水)の昼食は「源氏食堂」:いすみ市に!(別ページ参照)

新しい年を綺麗にして迎えたいので、今回は「剪定作業と室内清掃」がメインです。

before。(H17.2撮影)「イヌマキ(中央)」に覆いかぶさる「梅の木(花)」 

after。梅の木(左)、丸裸のイヌマキ(右)
梅の木は伸び放題なので梅の実が少ししかなりません。
イヌマキの上に覆いかぶさり、イヌマキも不格好な状態になっていました。
梅の木の剪定時期は10月~12月なので何とかぎりぎりセーフ。園芸用の三脚に乗って作業をしていましたが、手を伸ばし過ぎて危うく転落しそうになりました。くわばら、くわばら。

イヌマキは6月と9月。時期は悪いがバッサ、バッサと切ってしまいました。枯れるかも?
まだ虎刈り状態なので、年内には何とか終えたいと思います。

before。ポポー(ポーポー)の木

after。ポポー(ポーポー)」は2本残して、6本を根元からバッサリ。

before(右側の大きい紫陽花)

after。「紫陽花」は覚悟の剪定です。高さが2m以上ありましたが、3/4位をバッサリ。来年は花が咲かないでしょう。
「栴檀」も1本残して、残りは伐採。「クチナシ」も刈り込みました。

切った梅の木等の太い枝は薪用に長さ40cmに玉切りし、納屋の前に積み、乾燥させています。

あーちゃんは家の中を隈なく掃除してくれました。

12月の庭の様子。

庭では「イヌビワ」の黄葉が大変鮮やかで、庭を美しく彩っています。

綺麗なのでもう一枚。

「ムサキシキブ」の紫の実も。「コムラサキシキブ」に比べると実の数が少ないですね。

「ナンテン」は綺麗な朱色に色づきました。

「トベラ」の実が弾けています。

黄色い「ツルウメモドキ」の実や

「マサキ」の実ももう少しで弾けます。


月末に「竹切り隊」が来てくれます。綺麗な竹林を目指してよろしくお願いします。ご褒美は来年の筍で!