(撮影:平成21年12月)
この橋は歩行者専用で、トラスト補剛型式で作られ、全長446m、中央支間は375mあります。
下流方向の風景。棚田と農村風景が広がっています。
上流方向の風景。ダム湖面よりの高さは100mあり、橋の上からのパノラマは四季折々の変化が素晴らしく眺望は抜群です。
この橋は「九重“夢”大吊橋」(大分県玖珠郡九重町)や「三島大吊橋(三島スカイウォーク)」(静岡県三島市)が完成するまで、「日本一長い人道吊り橋」でした。
※三島スカイウォークは、別に紹介していますのでそちらをご覧下さい。
因みに4位は「水の郷大吊り橋」(神奈川県愛甲郡清川村)、5位は「もみじ谷大吊橋」(栃木県那須塩原市)です。
主塔は、竜神峡にちなんで「竜」を形どっています。
竜神大吊橋は、一度に3,500人が渡っても大丈夫なように細心の工夫がこなされており、架橋地点附近で100年に1回程度吹くと想定される30メートル/秒(10分間平均風速)の状況下で安全な設計になっています。
橋を渡ると対岸に「木精の鐘」(もりのかね)というカリヨン施設があり、愛・希望・幸福の3種類の音色が鳴ります。
愛の鐘は2人でボタンを押さないとならないため、カップルに人気があるそうです。
駐車場方向(渡り始め)。右端に見える建物は「水府物産センター(1F)」&「レストラン森の風(2F)」で、お土産や農産物などを販売しています。