人類の永遠の夢とも言われてきた【不老長寿】、日本では以下の四つの果物が挙げられるそうです。
一つ目は「タチバナ(橘)」(Citrus tachibana)
京都新聞によると石清水八幡宮で、新春のお神酒「橘酒(たちばなしゅ)」に使われるタチバナの実の収穫がはじまったそうだ。
日本に古くから自生し、「不老長寿の霊薬」と言われ、同宮では江戸時代に宮中や将軍家に実を献上したという記録が残っているとのこと。
二つ目は「ムベ(郁子・野木瓜)」(Stauntonia hexaphylla)(別名:トキワアケビ)
11月上旬「不老長寿の果実」とも伝わる実の収穫が京都府福知山市で行われたそうだ。
アケビ科の常緑樹で春になると白い花、秋には赤紫の実をつける植物で、皇室や天智天皇を祭る近江神宮、東京の靖国神社などに献上されているそうです。
三つ目は「クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)」(Lonicera caerulea var. emphyllocalyx) 通称:ハスカップ
ハスカップとはアイヌ語で「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」と言う意味があるそうです。
抗酸化作用の高いビタミンEの含有量が非常に高く、「身体の酸化を防ぐ⇒老化現象を防ぐ⇒不老長寿の果実」と言われるようになったようです。
四つ目は「イチジク(無花果)」(Ficus carica)
血圧の上昇を抑える効果や消化を助ける働きがある等様々な効果が期待できます。
豊富な栄養成分をたくさん含んでいるため、様々な効能をもつ果物として「不老長寿の果物」と言われています。