田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

かごのき(鹿子の木)

2018年09月24日 | 杜の木々(フルハウス)
竹藪に樹名が判らなかった木があります。

H30.4.4撮影

H30.4.4撮影
葉の裏が白いので「ウラジロガシ(裏白樫)」ではないかとの説もありましたが、裏白樫は鋸歯があるし、花は4~5月に咲くので違います。

H30.2.17撮影
さてなんの木だろうとずっと疑問に思っていましたが、どうも「かごのき(鹿子の木)」(クスノキ科:常緑高木)ではないかと思わいます。

「カゴノキ」と言えば幹に特有の「鹿の子」模様があります。これがあれば簡単に特定できますが写真のように「鹿の子」模様がありません。
数年前に敷地境界付近でお隣の敷地に「カゴノキ」があるのを見つけました。こちらははっきり鹿の子模様があったことを記憶しています。
比べてみたいのですが竹藪に入ると(※)蜂に刺される恐れがあるため躊躇しています。(※一昨年、蜂に刺されてアナフィラキシーショックになる)

先日(9/16)、木の上を見上げたらなんと淡黄色の花が咲いていました。初めて見ました。
常緑樹で、花が9月に咲き、鋸歯がなく、葉は披針形から長楕円形で互生し、枝先に集まってつき、葉の表面は濃い緑色で光沢があり、裏が白みを帯びているなどをヒントに調べたらどうも「カゴノキ」の幼木ではないかと気づきました。
翌年の7~8月頃に赤い実がなるとのことなので来年になれば確定できるのですが。
また、直径が20cm位になると樹皮が剥げて鹿の子模様が現れるのでそうなるれば一目瞭然です。


昨日(9/23)、勇気を出して隣家の「カゴノキ」を撮影してきました。竹藪の中で高い位置に枝葉があるので幹のみしか撮影出来ませんでした。
ご覧のように鹿の子模様の幹です。

もう一度、我が家の「カゴノキ」?をよく見ると、ご覧のように一部樹皮が剥がれだしています。これからどんどん剥げて「カゴノキ」らしくなるのか?
既に花は散ってしまいました。

毒キノコ?わからん!

2018年09月24日 | 昭和の杜で田舎暮らし
昨日は暑かったですね。最高気温29.2℃。作業着を着ただけで汗を掻き、作業をやる気が萎えます。
竹藪の奥に行ってみるとスダジイの折れた枝に遠目にも目立つ鮮やかな黄色のキノコらしきものが生えていました。

ネットで調べたら「コガネニカワタケ(黄金膠茸)」(シロキクラゲ科)とのこと。
綺麗な黄色いゼラチン質の’ぷるぷる’’ぷにゅぷにゅ’した「グミ」のような塊で生えていました。
その名の通り膠(にかわ)のように軟質で、光沢のある黄色のキノコとのこと。
食用の「キクラゲ」の仲間ですが、食毒不明とのこと。
とてもよく似た菌に針葉樹の枯れ木、倒木、枯枝から発生するものに「ハナビラダクリオキン」があり、コガネニカワタケとは発生する木の種類で分類しするそうです。
スダジイは広葉樹なので、「コガネニカワタケ」と同定しました。

次に林床に生えていた白い茸を見つけました。10個くらいは生えていたでしょうか。

暗い竹藪の中に真っ白な茸も目立ちます。

白い茸は何種類もあって、中には「ドクツルタケ」のようの猛毒を持つ茸もあり、採取しても素人には区別がつかないので写真撮影だけにしておきました。

こちらのキノコは「コフキサルノコシカケ」でしょうか?

「スダジイ」の生木の根本付近に生えています。広葉樹の生木の幹などに生えるそうです。
食べようとは思いませんが食用には不向きなキノコだといわれているそうです。


これも名前はかわかりません。柚の古木(生木)に生えていました。

この4種以外にも色々な茸が生えていますが、食べるわけではないし、花のように美しくもないのでこの位にしておきます。

10年前の10月、「茨城県植物園」に行った時、展示されていた「茸の絵」が可愛らしかったのでUPします。