以前、「ゲッカビジン(月下美人)」(Epiphyllum oxypetalum)を取り上げました。
'060624 今回は「クジャクサボテン(孔雀仙人掌)」(Epiphyllum hybrid)です。
どちらもサボテン科エピフィルム属(クジャクサボテン属)、同じ仲間なのでよく似ています。
'220609「孔雀仙人掌」の花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色と多彩です。
「月下美人」の花色は白色(内弁)のみで、夕方から咲きはじめ、翌朝には萎んでしまいます。
外弁がピンクや黄色になる品種もあるそうです。
'100418 孔雀仙人掌のほとんどの品種が昼も咲き続け、数日咲き続ける品種もあるそうです。
'070430 「月下美人」には花に強いよい香りがあり、孔雀仙人掌↑(香りの無いものある)より圧倒的に強いそうです。
'100605 月下美人↑ 植物園などでは昼夜を逆転させ、開花した状態を見られるようにしてくれます。
’220609 同じ白花の判別は、葉に棘があるのが「孔雀サボテン」↑、棘が無いのが「月下美人」。
この株↑はほとんど棘がなく、葉の左上に少しだけ棘がありました。
'100605 花期:4月~6月(月下美人:6~7月、9月~10月の2回)
'220609 交配が盛んで色々な品種が作出されています。
'220609 葉は平たい板のようですが、茎が変形したもので茎節、葉状茎と呼ばれます。