'231102 つくば植物園
「ガガイモ(蘿摩)」(Metaplexis japonica)の果実、初見です。
これまで花が咲いても果実は見たことはありませんした。結実率が低いそうです。
キョウチクトウ科ガガイモ属のつる性多年草 日本全国の日当たりのよい原野に生育する。
アルカロイドなどの化合物を含む有毒植物ですが、同時に薬用植物でもあります。若い芽は食用になるそうです。
果実は長さ10㎝、幅2~3cmほどで、表面にはイボ状の突起がある。花数が多い割に果実は少ない。
熟すと縦に割れて、中から毛足の長い綿毛を持つ種子が大量に出現し、風によって散布されます。
花期:8月 直径1cmほどの薄紫の花を多数咲かせる。
葉は対生して全縁。長さ5~10cmの長卵形で無毛。基部はハート形。