’230128 ボルネオ島産 つくば植物園
贈答用などで使われるシンビジュームと同じ仲間の「オオナギラン(大梛蘭)」(Cymbidium javanicum var. aspidistrifolium)
花の形を見るとよく似ています。この仲間の多くはススキのような細い葉をつけますが、本種の葉は木の葉のように幅広く、これをマキ科ナギ属の「ナギ(梛)」の葉に見立てたのが名前の由来とのこと。
ラン科シュスラン属の常緑多年草で、石灰岩の山地林下に生えます。
日本(徳之島以南)~熱帯アジア原産 絶滅危惧ⅠB類(EN)
'230123 台湾産
'230128 台湾産
草丈:30~60㎝。花期:12~1月 同園では本種の栽培に神経を使っているそうです。
本種は西日本に分布する「アキザキナギラン(秋咲梛蘭)」↑(Cym. aspidistrifolium)と同種として扱われてきましたが、より大型で形態も異なることから、近年は別種であるとされている。
日本、韓国、台湾原産 絶滅危惧ⅠB類(EN)
こちらが和名の由来となった「ナギ」↑の葉。似ているかなあ?
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