昨日、NHK BSプレミアムで ”寅さん 鉄道ふれあい旅 「20年目の夏 さくらと博が行く」” が再放送され視聴しました。('16.8.11放送)
寅さんこと渥美清さんは48作目の撮影を終えた平成8年に、68歳で他界しました。渥美さんの死後、平成9年公開の49作目「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」が公開され、50作目が昨年末公開の「男はつらいよ お帰り 寅さん」です。
渥美さんが亡くなって20年。「男はつらいよ」の思い出の地「岡山(備中高梁)」を倍賞千恵子(さくら)さんが、渥美さんが何度も訪れた長野(小諸市)を前田吟(博)さんが鉄道で旅するというものです。
無宗派の渥美さんは高梁では本名(田所 康雄)で位牌をつくり、小諸では「おけさ茶屋」に何度も足を運んだそうです。
寅さんが映画の中で訪れた日本中の美しいロケ地や風景を見ると旅に出たくなります。「ほら、見な、あんな雲になりてえんだよ…」
私が住んだ松戸や柏は比較的柴又(葛飾区)に近いので、何度も帝釈天や寅さん記念館などに行きました。柴又駅での別れのシーンも泣けます。
主題歌を聞いたり、名場面を見ると、目が潤みます。歳のせいかめっきり涙脆くなりました。新年になりBSで「贋作 男はつらいよ」を見ましたが、今一つでした。渥美さんが現在でも存命ならこの3月で92歳(1928年(S3.3生))になります。
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