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黒い実:柊

2017年11月16日 | 杜の木々(フルハウス)

この黒い実が生っている木は「ヒイラギ(柊)」(モクセイ科:属)です。

実がなっているのをあまり見かけないかもしれません。

BOSOのフルハウスの庭に2~3本あります。鋭い棘があるので傍を通ったとき触れて痛い思いをしたことがあります。

節分にイワシの頭をヒイラギの枝に挿して作る『柊鰯(ひいらぎいわし)』を戸口に飾る邪鬼除けの風習があります。

昔から“臭いもの”や“尖ったもの”には魔除けの効果があるとしています。

よく似た木(葉)で赤い実がなるのはモチノキ科:属の「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」などです。


鬼門除けに庭の表鬼門(北東)に「ヒイラギ」、裏鬼門(南西)に「ナンテン(南天)」植えると良いとされます。

実は食べられるようですが、味は今一のようです。

<追録:’201107>

’041106 「ヒイラギ」の芳香のある白い花。11~12月に開花し、雄花と両性花とが別株につく。

名の由来は、葉の棘がささるとズキズキするほど痛いという意味の古語である「疼ぐ(ひいらぐ)」から。

’090419 斑入り種 

’080315 斑入り種

’201105 斑入り種

’201105 「ヒイラギ’カオリヒメ(香姫)’」  小葉品種で芳香のある小さな白い花が多数咲く。

’201105「キッコウヒイラギ(亀甲柊)

ヒイラギの園芸品種で、葉に棘が無く、亀の甲に似る。

ヤエヤマヒイラギ(八重山柊)」別名:イリオモテヒイラギ(西表柊)  絶滅危惧II類(VU)花期:12月

基本変種のヒイラギに比べて全体に小さい。幼木では葉の縁に鋸歯があるが、成木は全縁になる。

 



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