小葉がメギ科のナンテン(南天)に似ていることから「ナンテンハギ(南天萩)」(Vicia unijuga)
野原や林の縁などに生えているありふれた花ですが、あまり見かけなくなりました。
別名:フタバハギ(葉が2枚の小葉からなるところから)
若い芽と蕾や花穂を摘み取って食用にされ、茹でるときにアズキに似た香りがすることからアズキナ(小豆菜)とも。
マメ科ソラマメ属の多年草 分布:北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国・樺太・シベリア(東部))
初夏から秋にかけ、葉のわきから柄を出し、柄の先に赤紫色の蝶形花が数個ずつ総状になって咲きます。
草丈は30~60㎝ 茎は直立し、稜があり、小葉は2個。新芽は山菜として食べられているそうです。
花後は細長い豆果ができ、成熟すると音を立てて弾け、中のタネを飛ばします。
ナンテンハギの白花品種「シバナナンテンハギ」(Vicia unijuga f. albiflora)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます