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ヒマラヤスギ

2024年12月23日 | 花さんぽ・花めぐり

冬至の日、友人から頂いた「イッサイユズ(一才柚子)」(Citrus hanayu)の風呂に入りました。

別名:ハナユズ(花柚子)、ハナユ(花柚) ※写真最下段 

フルハウスには「(ホンユズ(本柚子)」(Citrus junos)の古木が3本ありますが、今年は殆ど生りませんでした。

一才柚子は本柚子とは別種で、一回り小さく、香も味もユズより劣りますが、小ぶりな木で、 若い木でも実がなるので庭によく植えられます。

 

これ何だかわかりますか?

答えは「ヒマラヤスギ」の松かさ(いわゆる松ぼっくり)”シダーローズ”です。確かにバラに似ていますね。

別名:ヒマラヤシーダー(学名:Cedrus deodara:セドルス・デオダラ) ”deodara”は神聖という意味。

'190518 栗林公園(高松市)のヒマラヤスギ 幹廻りが5.2mもあります。

マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉高木 原産地はヒマラヤ西部~アフガニスタン、日本には明治初期に渡来。

名前にスギとつきますがマツの仲間で、成長が早く、樹高は25m 以上にもなります。

'190518 この木は左後ろの「栗林公園商工奨励館」建築時(1899年)に植えられたそうです。

樹形は美しい円錐形で、 遠くから見るとクリスマスツリーを連想させます。

'231013 森林総合研究所 

花期は秋です。雌雄同株ですが、雄花の穂↑と雌花の穂は別々につきます。

'091128 新宿御苑

雄花:穂の長さは2~5cm。黄色い花粉を大量に飛ばす。

'231223 生田緑地(川崎市) 落下した雄花

雄花が咲くと、大量の花粉が飛び散って、木の周辺は黄色い粉がうっすらと積もったようになるそうです。

'0410101 茨城県植物園(那珂市) 

結実期:9~2月 球果は翌年の夏以降、長卵型で長さ6~13cmになり、大きく目立つようになる。

'040911 水戸市植物公園

球果は、樹上でバラバラになって降ってきます。「果鱗」 と呼ばれるパーツが、軸から全部はずれてしまいます。

その際、松かさの先端部分は、複数の果鱗がまとまった状態で落ちてきます。

'191130 日立アカデミー我孫子研修所 シーダーローズは乾くと開き、濡れると閉じる。

'090808 強羅公園(箱根町) 葉は針状で少し銀色がかる。

'241211 こも巻き(県立柏の葉公園)

幹の地上1~2mほどの高さに、藁でできた「こも(菰)」を巻きつけ、春先に「こも」の中で越冬したマツカレハの幼虫を「こも」ともども焼却することで駆除します。

'231223 生田緑地(川崎市) 樹高20mほど枯損木

'23に伐採されテーブルやベンチになりました。

’231124 埼玉県花と緑の振興センター(川口市)

ヒマラヤ杉の枝垂れ性(這性)の珍しい品種「ヒラマヤスギ’フィーリン・ブルー’」(C. deodara 'Feelin Blue ')

(解説は野田市草花図鑑などから引用)

 

イッサイユズ(一才柚子)

ユズの実より小さなボコボコした実がなります。



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