「ツニア」(Thunia)はインド北部、ミヤンマー、タイ、中国南部などに約8種が分布
ラン科ツニア属の落葉性多年草 花期:6~7月
冬の休眠期は乾燥させて、押し入れなどで保存が可能な極めて珍しいランです。
「ツニア・ブリメリアナ」(Thunia brymeriana)ミャンマー原産。
ビルマ(ミャンマー)北部に分布する夏咲きの地生ラン。花は大輪で美しく、最も普及している種のひとつです。
花は径10cmほどで1本のバルブ(茎)に3~6輪つける。
色は白色でリップが濃いピンクと黄色になります。主な開花期は初夏です。
草丈:40~80cm。ショウガ科植物を思わせる草姿になる。
「ツニア・アルバ」(Thunia alba)インド北部から中国南部にかけて分布。
バルブの頂部から、やや細い花弁で大輪の白花が下向きに開花する原種。
花は径6~7cmほどで白色で茎頂に数花を咲かせ、唇弁(リップ)にやや黄色が入ります。
草丈は40~80cmになり、楕円状披針形の葉をつけます。
「ツニア・ブラクテアタ」(Thunia bracteata)
ヒマラヤからインドシナ半島にかけて分布する着生種。
花は白色で垂れ下がり、花径8cmほどで唇弁にピンクがかった紫色の模様が入る。
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