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秋の実③:臭木

2019年10月24日 | 花さんぽ・花めぐり

クサギ(臭木)」の実が色づいてきました。

シソ科クサギ属の落葉小高木です。

秋には紫や綺麗なコバルトブルーの実をつけます。写真は黒っぽいですが。

この実を使って染料とし、染めた物は、綺麗な水色や青、緑色になります。

天然のもので、青い色が出せる染料は「藍」と「クサギ」の2つだそうです。

’19.10.23 周りの赤い部分は萼で、はじめは緑色です。花後も残ります。

開花期:8~9月。花は葉と違って甘く、いい香りがします。

花は白やピンク、赤に近い濃い色の種類もあるそうです。

臭木の名前の由来になっているように葉などを揉んだり、傷つけると特異な臭いがします。

私はあまり嫌な臭いとは感じませんが。

葉は大きく、長い葉柄を含めて30cmくらいあり、スペード形をしています。

この写真のように枝や葉の上を、花が全面を覆うととても綺麗です。

若葉は、山菜として天ぷら(加熱)にすると臭気が消え美味しいらしいです。



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