一年草の「コバンソウ(小判草)」に似た穂を夏頃に出す「ワイルドオーツ(wood-oats)」(Chasmanthium latifolium)
「シュッコンコバンソウ(宿根小判草)」と呼ばれるように多年草(宿根草)です。
別名:ニセコバンソウ(贋小判草)、セイヨウコバンソウ(西洋小判草)
属名の「チャスマンティウム(またはカスマンティウム)・ラティフォリウム」と呼ぶこともあります。
’230924 イネ科チャスマンティウム属の落葉多年草 (※属名の和名は無いようです)
草丈:50~100㎝ 分布:カナダ、アメリカ中東部、ニューメキシコ
'050813 花期:7~8月 実:9~12月
'060804 夏、たくさんの穂を下垂させて風に揺れています。そのままの形で緑の実をつけます。
鮮緑色の葉は笹のような涼しげな形、株は根元から株立ちになります。
葉は秋に黄色く紅葉した後に落ちますが、穂は冬も残ります。
こぼれダネで殖える事がありますが、地下茎であちこち出て困ることはないそうです。
'211007 秋から冬になると穂が茶色く変わります。
コバンソウは実がふくらみますが、ワイルドオーツの実は平たくより小判ぽい印象です。
なお、白斑入りの’リバー・ミスト’('River Mist')という品種もあります。
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