最近、街中で薄くてフラット型のLED信号機(フラット型車両用交通信号灯器)を目にするとはありませんか?
これがその信号機の写真です。調べてみました。
警察庁のホームページによると、'19.3末現在、全国の車両・歩行者用の信号灯器は約229万灯。うちLED式は約133万灯で、約58%。
従来の電球式からLED式に交換を進めていて、’94、車両用LED式信号灯器として、愛知県と徳島県に最初に導入されたそうです。
更に'17.6には大阪市鶴見区に小型化した国内最薄最軽量の「フラット型車両用交通信号灯器」が全国で初めて設置されたそうです。(2017.06:コイト電工㈱ニュースリリース)
従来のLED式車両用交通信号灯器 (レンズ直径30センチ)
小型化したフラット型LED式車両用交通信号灯器 (レンズ直径25センチ)
従来の信号灯器と同等の明るさで、レンズの直径を現在の30cmから25cmにし、さらに正面面積を約3/4にして全体を小型化。従来のLED式車両用交通信号灯器に比べ、約1/5の薄さと約1/2の軽さで国内最薄最軽量。このため、台風などによる風の影響も低減され、施工時の作業軽減はもとより、輸送・保管も省スペースで済むそうです。
また、フラット型は着雪、積雪しにくいとのことです。
電線(上写真)もすっきりしてほしいものですね。