田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬の実:苺の木

2022年12月26日 | 花さんぽ・花めぐり

土日は今年最後のフルハウス行きでした。

かみさんが急遽行けなくなり一人行となりました。4

11月に伐採した竹の枝葉の片づけ、枯れ竹の伐採、落ち葉の清掃など。

2日共、快晴でしたが、ゆっくりする暇もなく帰ってきました。

今晩はチキンを食べ、「ポツンと一軒家(クリスマス3時間スペシャル)」を見て寝ます。

 

以前('191019)、「ヒメイチゴノキ:花と実」をUPしました。

「ヒメイチゴノキ(姫苺の木)」は「イチゴノキ」の矮性品種で、成長が遅く、樹高1~3mほどでコンパクトな樹形です。

'221204 川口緑化センター「樹里安」 

今回は「イチゴノキ(苺の木)」(Arbutus unedo)です。南ヨーロッパ、アイルランド原産

別名:strawberry tree

’221204 全形(さいたま市園芸植物園)

違いは樹高で、5~10m、稀に15mくらいまで成長することもあるそうです。

一般に栽培されるようになったのはこの10年ほど。専門家によると園芸店で「ヒメイチゴノキ」をよく見かけるそうです。私が見たものは全部「イチゴノキ」として販売されていたので「ヒメイチゴノキ」の可能性も?

いずれにしても3mを超える大きな木を見たことがありません。

花期:10~12月。ドウダンツツジの花に似ています。野生種には、花色が白から紅色まであるそうです。

葉は濃緑色で縁に鋸歯があります。

果実は9月下旬~11月に実り、直径約1cm~2cmほど。翌年に赤く熟し、花と実が同時に楽しめます。

イチゴやヤマモモに似ています。収穫期は11~12月でジャム、果実酒などに利用します。

生食もできますが、ほとんど味がないそうです。


冬~春の花:紅花臭木

2022年12月25日 | 花さんぽ・花めぐり

これまで「クサギ(臭木)」、「ボタンクサギ(牡丹臭木)」、「クレロデンドルム・クアドリロクラレ」をUPしました。

'221210 今回も同じ仲間の「ベニバナクサギ(紅花臭木)」(Clerodendrum splendens)です。

別名:クレロデンドルム・スプレンデンス 熱帯西アフリカ、中央アフリカ原産

'201113 シソ科クサギ属のつる性常緑低木 つる長:3~4mほど 

花期:12~3月。赤い萼に鮮やかな紅色の花を咲かせます。

茎頂または近くの葉腋から半球状の円錐花序に花を30~50個つけます。

 

 


モミノキ&ドイツトウヒ

2022年12月24日 | 花さんぽ・花めぐり

於:東京スポーツ文化会館(クリスマス・ツリー&エアブロージョイフルスノーマン)

 

Wishing you a Merry Christmas!(素敵なクリスマスを!)

 

クリスマスツリー(つくば植物園の解説:原文どおり)

 ヨーロッパでは、ヨーロッパモミやドイツトウヒなどがクリスマスツリーとして使われます。

 日本で「モミ」といってクリスマスツリーにされている木も、じつはドイツトウヒであることが多いようです。

 モミとトウヒはよく似ていること、どちらも英語で「ファー」とよばれることから、こうした混同が起きたのでしょう。

 


子持孔雀椰子

2022年12月23日 | 花さんぽ・花めぐり

新型コロナウイルス感染症の抗原検査キットの購入費用の一部を市が負担することで、500円(税込み)で購入することができるとのこと。

先日、かみさんの分と合わせて2個購入してきました。

補助がないと1800円~2,000円/個ほどするとのことなので助かります。

たとえ無駄になってもこのキットを使用する時が来ないことを願っています。

’221204 さいたま市園芸植物園

カラフルな「コモチクジャクヤシ(子持孔雀椰子)」(Caryota mitis)の果実が生っていました。

別名:カブダチクジャクヤシ(株立ち孔雀椰子) 英名:フィッシュテールパーム

ヤシ科クジャクヤシ属の常緑小高木 東南アジア原産

葉は2回羽状複葉でクジャクの羽根に、小葉は魚のヒレの形に似る。

花期:6~8月 花期に最上部の蕾から開花し始め、徐々に下方に向かって開花する。

最下部の開花、結実が終わると全体が枯死する。

果実↑は径2cm以下の球形で黒紫色に熟し、ときに赤みを帯びます。

 


冬の実:柚子

2022年12月22日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は冬至。日本では、古くから冬至の日に「ゆず湯」に入ると「1年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。

運を体に取り込む前には禊をする習慣があり、禊には⾹りの強い植物を使うという⾵習がありました。このことが「柚子湯」の由来。

また冬⾄に湯治をかけて、ゆずに融通が利くをかけて「ゆず湯」に⼊るようになったとも⾔われているそうです。

ビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラス。果汁や果皮は乾燥肌の予防や老化予防やリラックス効果が期待できます。

私はここ数年、毎年「ゆず湯」に入っていますが、今年はフルハウスのユズが不作で数個しか実が生りませんでした。

どうしたものか?と、園芸店で聞くと肥料をやっていますか?と言われた。実は全くやっていません。

柚子は、肥料切れを起こさないよう、年4回、3月頃までに元肥(寒肥)、6月、9月、11月頃に追肥が必要とのことです。

ユズ(柚子)」(Citrus junos) 別名:ホンユズ(本柚子) 

ミカン科ミカン属の常緑小高木 樹高:4mほど。(フルハウスのユズは3本共、このサイズ) 

中国原産で平安時代に日本へ渡来。主な⽣産国は⽇本と韓国。

生産量の日本一は高知県で、全国シェアは50%を超えます。

カンキツ類の中では寒さに比較的強く、低地ならば東北地方でも栽培可能。

花期:5~6月。直径 3cmほどの白い5弁花をつける。

果実は、デコボコが多く緑色で球状、12月に黄熟し、直径4~7㎝で強い芳香と強い酸味がある。

近縁種の「ハナユ(花柚)」↑(Citrus hanayu)(別名:ハナユズ、イッサイユズ)は、ユズに比べて果実が小さく(2~3㎝)、豊産性です。