みなみの梅やん介護日誌 梅やん利きさん夫婦、3姉妹

母はゆうべ風呂に入らずねたらしい。夕方は家の中でウロウロするので、８時半に「早く寝ろ！風呂がわいたら起こしたるから」と言うと、ふて腐れたように布団に入るとすぐに寝てしまった。今朝もまだねている。
梅やんとリキさん夫婦はちょうど20、歳が違います。父リキさんが戦争にとられていて戦後に復員したが、病気で弱っていて羽ノ浦の妹コフジさん宅で療養してから村に帰ってきたのだそうです。梅やんは16、17で結婚したようです。夫婦は４人の子どもを育ててくれました。梅やんのきょうだいは８人いました。男１人、女７人。梅やんは上から5番目です。梅やんの母親は、タツタから来ていたコリンさんですが、8人目が逆子で産まれかけたときに詰まり親子とも死にました。医者を鷲敷から呼んだけれど手遅れでした。コリンさんは「辛い」と言いながら40歳で亡くなったそうです。梅やん10歳のときのこと。それ以後、兄嫁が幼い梅やんきょうだいにつらくあたり、家では仕事ばかりさせられて勉強させてくれませんでした。それで早く嫁にやられて家を出て父と結婚したようです。梅やんの姉妹は皆が長生きですが、認知症になったのは梅やんだけです。現在は梅やん、フミやん(86歳)チイやん(81歳)の3きょうだいで近くに住み、助け合いして生きています。 

 リキさんの88の祝賀会、右前からタカねえ、アキねえ、梅やん、リキさん、後右からフミねえ、チイねえ

今、ウコッケイが鳴きました。梅やんも先ほどから起きたらしく朝のトイレに行きました…では今日はこの辺で。