みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 山での生活の過程

2018-11-14 05:34:37 | 日記
昨夜、私は見守りのためにこの家に来て、母が用意してくれていた御茶を一杯飲んだ。変な味だ、永谷園のお茶漬け海草だ、これは。変なのを入れられた。今朝はこの御茶を一杯飲んで日記を書きはじめた。
梅やんは沢谷尋常高等小学校卒業、リキさんは沢谷尋常小学校中退です。2人は結婚して、畑を開墾して作物を作り、林業の日雇い仕事や森林の伐採の請負仕事に従事して生計を立てて、子ども4人を育て世に送り出しました。どこの家の子も家に居たのは中学卒業までで、みんな村を出ました。それから歳月を経て、私の同級生も親の介護のために遠路を毎週通ったり、病院受診の付き添いに来たり、畑の柚とりの手伝いに来たり、日常生活の食料品を都会のスーパーで買い集め宅急便で送るなどして、親の山での暮らしを支えて来ました。それでも孤独死していて親の死に目に会えなかったり。
梅やん夫婦は退職後、そろってデイサービスに通っていましたが、やがてリキさんがタバコで肺気腫になり、梅やんはリキさんの在宅酸素療法を支えて8年間を夫の介護に尽くしました。

山仕事の仲間たちと

平成8年 木沢デイサービス

今日はこの辺で。