みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 「しつかりしなくては自分心に言い聞かす毎日」

2018-11-27 04:50:07 | 日記
昨夜は6時間余り寝れた。昼間に長距離運転をしていないから身体が楽なんだろう。
さて、梅やんの日記を紹介しよう。平成22年2月。「2月2日 盛晴が心配してくれ上那賀病院に行くが血液検査はそんなに悪い所はないと言ってくれたがやはり調子悪い 年がいくと本当に忘れやすくなり かぜだと計り思っていたら(リイゼ)自立神経の薬 かんご婦が忘れていて入れてなく 私も苦しいのはかぜだとばかり思っていてやっと気がつき永い事気付かず 私も物忘れがひどくなり心配になった 1人住るのだからもっとしつかりしてなくてはと自分心に言いきかしている毎日である 大分ねむれる様になり体も楽になって来た 神経は本当におそろしい気を付けよう 2月23日 デイに行ったが今だに体もしんどい 早く元気になれば良いが」
平成23年1月。「幸恵より12万円送ってくれた感謝する …3日出市 姉くで世話になり4日目に帰る 手は永い事ことかかる1年位 此の1年7ヶ月なやみ頭がへんになった様だ しっかりしなくては自分心に言い聞かす毎日である 晴美1万円くれた 6000円お年玉まごにやる いるい其の他で1万円位か1寸わからない(れしいともなく) 13日検査(ちのう)して、まあ安心した30点万点が28点 (節子に1万円借る 茂文のまご女の御賀に) 」
平成23年6月。「15日 病院 盛が来てくれる (サンパツ代) 頭ぼけて計算出来ず残念 」
平成23年7月。「7、6日 病院合わせて農協も 5200円位か 徳島での病院代も姉の 茂文の法事立カエも皆んな今頃思い出している 本当にぼけたらあわれな物だ もっとしつかりしなくてはいけない」
平成23年8月。「13日 紙代金支払う 9日 頭代金アンマ代 」
以上のように梅やんの最後の日記帳は終わっています。平成23年6月に介護保険の要介護認定申請をした時の長谷川式簡易認知症検査結果は30点満点のところ20点でした。
梅やんの日記帳
午前7時を過ぎました。そろそろ梅やんを起こさなくてはいけない時間です。また明日。