みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 10年前の梅やん

2019-08-15 07:00:14 | 日記
今日は8月15日、終戦記念日です。大型台風10号が四国に上陸するというので木沢地域には避難勧告が出ています。梅やんは先日より徳島市のセツ姉宅に居てます。台風をやり過ごしてから、明日の夕方に木沢へ帰る予定です。

池田も阿波踊りが中止となり、私は何もすることがなく三好市井川の自宅で居てます。帰省していた息子は昨日午後、高知発の南風と新幹線で1日早く切り上げて埼玉へ帰りました。娘たち5人家族は、台風の通過後の明日の午後、高速道路で神奈川へ帰る予定です。
2009年正月の梅やん
私の家に、10年前の木沢の実家の写真がありました。息子と、娘たち夫婦が梅やんが居る木沢に来て、墓参りをするところです。梅やんは1929年生まれですから、当時の写真は80歳でした。

梅やんは認知症の発症する前です。畑はきれいに耕し、野菜が植えてあります。周りの草を刈り、わらぐろが見えます。庭の杉垣は低くきれいに剪定してあります。しかし、梅やんの表情はボーっとしてさえません。

あれから10年が経ちました。娘たちには3人の子どもができ、にぎやかになりました。息子はまだ独身です。
梅やんのこの間は試行錯誤の認知症治療でした。梅やん自身が一番よく頑張っていると思います。人の最期の10年というのはこうしたものなんでしょうか。

それでは今日はこの辺で。