みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 2010年8月の梅やんの日記 タカ姉のこと

2019-08-20 06:06:42 | 日記
昨日のデイサービスからの連絡帳にはこう書いてくれてある。「ます計算をしましたが以前のようにスムーズには出来ません。職員がその都度声掛けすれば、計算は早くできています」と。梅やんはこの頃は確かに精神的な後退が著しいように思う。今朝も下バッチにお漏らしして便所に脱いである。紙オムツを当てさせてまた寝させたところだ。
馬追い虫
朝方は涼しくなりました。居間にウマオイムシが来ていました。カッちゃんから残暑の見舞状が来ました。昨夜の梅やんはそのハガキをジーッといつまでも見ていました。 タカ姉の息子カッちゃんの残暑見舞い

平成22年8月31日の梅やんの日記。「8月31日は久し振りに千代美に乗せていてもらってタカ姉所に行く 84才だけど右手がつかえず本当にかわいそうだった これからどんなけいかをたどるのだろうか 多分よくはならないだろうし可愛想に思った 2時過ぎ病院を出て出合で少し時間待ちして千代美に送ってもらって家に帰ってきた 何時迄あんなじょう体がつづくか 少しずつでも良くなれば良いけどあまりにも可愛想だ 少しずつでも良くなり足でもあるける様になれば良いけど、寝たままでは余りにも可愛想だ 近々中に手紙でも出してやろう
今月は じいさんの法事もちゃんと計算せずでも7月姉や幸恵がよく見てくれお金はどうにかあった 又ゆっくり計算したら良いのだが年が行くにつれ めんどうになり法事の代帳にはちゃんとつけてあるのでわかるので」。

この日記は梅やんが認知症の認定を受ける1年前に書いたものです。今から9年前です。81歳。
今日は梅やんはデイサービスの後、木沢診療所です。私は午前中は鴨島まで所定の会議にいてきます。
それでは今日はこの辺で。