みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 会話にならない梅やん

2019-08-22 05:10:23 | 日記
昨日は梅やんと私が上那賀病院で胃カメラと腹部エコーの検査をしました。梅やんは年相応の状態、私はエコーは太り過ぎで深いところは見えない、胃カメラはタコイボ胃炎で組織採取でした。鼻から管を入れる手技で、梅やんはまったく平気でした。
上那賀病院を出る梅やん
正午前に終えて、途中、フミ叔母宅によりカボチャときゅうりのおかずをもらい、社協にて来月のケアプランを作って、帰宅しました。
庭の掃除
蒸し暑い午後でした。居間にクーラーをつけて私が寝ていると、梅やんが3回も「飯を炊こうか、飯が足らん!」と言うてきます。しまいには麦茶を飲んだ空の500ccのペットボトルを投げつけると、「出ていてくれ、ここはワシのウチじゃ、生活保護受けても1人でおる」と怒り出しました。やはり日中預かりがないと親子ゲンカが絶えません。
会話にならない。「この家建てるのに瀬津のじいさんが1万円もくれた」と更に言うてきます。それは66年前の事だと、私が言うと、「そんなことはない、じいさんは最近死んだ」と言います。会話にならないことが最近は増えました。
夕方の山
夕方になると気温が下がり涼しくなりました。夕食後の薬を出してあげると、錠剤が多いからといって半分残してありました。このように時々、薬を残すことがあります。何とか、平穏に1日が終わりました。

今日は、私は家の草刈りをします。梅やんはデイサービスです。朝にはコオロギが鳴いています。立秋を過ぎたらやはり秋です。それでは今日はこの辺で。