みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 タカ姉の昔話を聞いた梅やん、2011年3月。

2019-08-21 04:54:10 | 日記
今朝は4時前に梅やんの紙オムツを交換した。今日は上那賀病院で胃カメラの検査だから朝食は作らない。
木沢診療所、人が居ない風景
昨日は木沢診療所で2週間ぶりに薬をもらい、梅やんの骨粗しょう症の注射をしました。患者は私らだけで早くすみました。外に出ても人がまったく居ませんでした。
キビを買いきて焼く

さて、もう少しだけ梅やんの日記を見てみようと思います。平成22年12月17日。「17日はタカ姉くに連れていてもらう 大変嬉んでくれ4時間位おっただろうか あっと言う間に時間がかかり5時過ぎ家に付いた
皆んな行く身の現在かくごしなければならない 現在さみしい物だ まあーー元気そうなので良かった また時々行ってやりたい」。
キャベツをきざむ梅やん

次に平成23年3月の梅やんの日記。「15日、宮城県じしん3000円御見舞。17日、タカ姉見舞いに連れていてもらう千代美に タカ姉も昔の話しばかりしていた しやがそれだけせまくなりねてばかりの生活ではああなるのも無理はない でも涙ながして喜んてくれていた」。

梅やんの日記は平成23年7月に「本当にぼけたらあわれな物た もっとしっかりしなくてはいけない」で終わり途絶えています。梅やんの思い出して文章を書く能力が失われ認知症が発症したのです。でも梅やんはその事をよく書き記しています。最後まで姉妹の事を書き残しています。私はこの平成23年6月末に介護保険の要介護認定申請をしたのでした。梅やん82歳。

夕食を食べる梅やん
私が梅やんの日記を見たのは昨年のことです。
むせる1日が終わる夕方

それでは今日はこの辺で、また明日。