みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 私の休日は月曜日

2019-09-09 16:03:50 | 日記
今日は朝8時過ぎまで寝ました。味噌汁はたかずに梅やんの朝食をパンと牛乳にしてすませて、梅やんの体温計は35度8分で咳は少なく鼻汁程度なので、デイサービスに行ってもらいました。
台風が千葉県に上陸した影響で、木沢も蒸し暑い1日でした。私は扇風機をかけて横になり休憩の1日でした。
2018年平成30年3月のケアプラン
梅やんの古い記録を見てみました。
同じ梅やんのケアプラン
当時83歳の梅やんは2011年、平成23年10月から那賀町に住民票を置いたままで、月の大半を三好市井川町の次男の家に移り毎日、日中預かりしてもらいました。そこは認知症専門のデイサービスセンターです。同時に月1〜2回は従来からの木沢社会福祉協議会デイサービスに預けています。7年間続けました。
六郎山の月
櫁谷の水蒸気が雲になる夕空
主治医は町立木沢診療所長です。1〜2年で変わりますが引き継いでもらいます。月1〜2回の受診です。

投薬は、アリセプト錠、すなわち塩酸ドネプシドです。6年間飲みました。椎体外路障害や便失禁、便秘がひどくなり、その後約半年、薬なしで休みました。状態が良くなり気分も良好になりました。平成30年5月からイクセロンパッチ13、5mg、すなわちリバスチグミンを貼っています。今回、メマリー錠、すなわちメマンチンを追加して飲み始めました。イクセロンパッチとメマリーの併用です。9年目の治療に入ります。90歳になりました。
テレビを見る梅やん
『認知症疾患診療ガイドライン』では、アルツハイマー型認知症の治療のアルゴリズム ②の項で「コリンエステラーゼ阻害薬とメマンチンが併用されていない場合には併用を考慮する。」との記載があります。
『認知症診療ガイドライン』から
椎体外路障害ツイタイガイロショウガイというのは、手足が震えたり、小刻みに歩行する様になったりし始めたことです。今はほとんど見立たなくなりました。

今夜の梅やんは、デイサービスから帰り、「ああ、せこい。頭が痛い」と言っていますが、いつもの訴えなのでそのままにしておきます。明日はデイサービスの後、木沢診療所です。それでは今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 小便せず、咳をする梅やん

2019-09-09 04:56:52 | 日記
神山の神輿かき
昨日は日曜。
梅やんを迎えに行った時、敬老会は13日だよ、と告げました。すると梅やんは半時間余りの間に「敬老会はいつあるんか?」と5回も聞いてきました。13日、13日、13日、13日、13日。梅やんは敬老会は覚えられるのか?次の13日が覚えられません。最初のことは覚えられるんだ。次がダメなんだ。
梅やんは午後3時半過ぎに徳島市のセツ姉宅から、かつての有料道路を渡り、新浜で右折して佐那河内経由の神山道から木沢へ帰りました。途中、神山で神輿担ぎに会いました。若い人ばかりです。
那賀町へ
ドス峠は涼しい
市内は蒸し暑くても神山に入るとそうでもなくなり、山の道は気分がそう快です。6時過ぎに家に着きました。雨が降った後のようです。庭の地面はぬかるんでいて、軒下の洗濯物は湿っています。
梅やんの夕食
梅やんは奇妙なことに途中の小便をしないで家まで着きました。時々、咳はしているから夏風邪かもしれません。
夕食は、セツ姉がカボチャや椎茸のおかずを作って持たせてくれたのでおかずが沢山ありました。カボチャはフミ叔母に頂いた物です。
リキさん死後の8年間は、梅やんの独り暮らしでした。写真のような食事風景だったのでしょう。今日のデイサービスはどうするか。すでに、朝のニワトリが鳴いています。
それでは今日はこの辺で。