みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 鮎喰川の秋桜

2019-09-25 20:05:00 | 日記
昨日の梅やんは、朝起きるとパジャマズボンの上に外出用のズボンを履き、履き替えさせました。ゆっくりと準備をして午前10時半に実家を出ました。 秋の空、実家の庭より
神山の峠、国道193号線で吉野川市へ出ます。
オオトドロノタキ
大轟の滝から大釜の滝の上までは台風の大雨でスーパー林道の土砂崩れがあり、赤濁りでした。上で崩壊した土砂は流れに乗って長安口ダムまで下ります。
大釜の滝の上流はきれいな清流になっていました。
釜が谷トンネル
清流釜が谷
ファガスの森は通行止めで休みです。
神山の岳人の森で昼食を食べました。
岳人の森
蕎麦定食
峠を下ると、鮎喰川の上流です。きれいな秋桜を道端に植えた人があり、ちょうど今花を咲かせています。
鮎喰川のコスモス
もう一つ、峠を越えて旧の美郷村へ出てきます。
みさとの秋
私は運転手。美郷への峠道で半時間余り昼寝をして休みます。頭を休めないと継続してはカーブの多い道を運転することができなくなるからです。
午後4時に三好市の私の家に着いて、梅やんは休憩です。梅やんはこの私の家に平成23年10月から平成30年4月上旬まで住んでいたのですが、「ここはモリのいえかい?それなら安心じゃ」と聞いてきます。
午後7時半、夕食後早めに寝させました。寝る前に、夜用の紙オムツをトイレに持って入りそれを置いたままトイレから出てきます。瞬時の短期記憶が保てなくなり、今することを忘れるのです。古い尿パットをむしり取って夜用の紙オムツを紙パンツの中に敷くように強制的にします。思い悩むことは忘れてしまうのでしょうか、よく寝ています。
今日からは5日間の池田のデイサービスです。それでは今日はこの辺で。

みなみの梅やん介護日誌 木沢の社協デイサービス

2019-09-25 04:07:19 | 日記
昨日の梅やんは、朝、元気良くデイサービスの迎えの車に乗って出かけました。

朝は天気が良かったけれど、後は降ったりやんだりで草刈りは出来ません。
ニワトリの想い出1
ニワトリの想い出2
それで鶏舎の扉を鉄柵を入れて修理しました。思えば、ナゴヤコーチンやチャボは、随分と梅やんの療養の助けになりました。卵を毎日産んでくれて梅やんの栄養になりました。ニワトリの世話が梅やんの日課になり生き甲斐になっていました。まだウコッケイが3羽残っていますが、彼らはあまり人間になつきません。また何か考えてみましょう。

木沢の社協デイサービス
4時前にデイサービスへ迎えに行ってみると、8人が輪になってタオル体操をしています。認知症になっても少人数のケアをしてもらえる日中預かりです。地域密着型デイサービスを社会福祉協議会が運営しています。梅やんは元気な時からここにもう24年間ほど通っています。
認知症対応共同生活介護のグループホームについては、那賀町内には民間社会福祉法人の2施設合計18人分があります。これは要介護度2まで。次の段階は特養ホームで、要介護度3からの入所のようです。
梅やんの場合は出来るだけ長く地元のデイサービスを利用させてもらおうと、私は考えています。
トイレに行ってきた梅やん
寿命が伸びて認知症が発症したら、その病気の進行を抑えて重度の認知症の期間を出来るだけ短くするという作戦です。今日もデイサービスの後は週一回の骨粗しょう症のテリボン皮下注射を木沢診療所でしてもらいました。これは転倒骨折の予防です。
その後、梅やんはフミ叔母宅に立ち寄り、キミちゃんが炊いてくれたカボチャのおかずを頂いて帰りました。
カボチャを食べて写真を見る梅やん
帰宅すると、先日の敬老会の時、役場の人に3姉妹で写してもらった記念写真が出来上がり、郵送してくれていました。また来年も敬老会に元気で来てください、との手紙が添えられています。
今日は月末の移動日です。梅やんも三好市へ行って、明日は歯科治療の予約日です。それでは今日はこの辺で。