みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 台風の夜の惨劇

2019-09-23 02:28:26 | 日記
昨日の朝、4時半に梅やんがトイレに起きた時、鶏のチャボの悲鳴が上がりました。私も起きて懐中電灯で外を照らすと、丸い小さな目を2つ光らせて獲物を食べている小動物が見えました。嵐の中、2日連続の襲撃が行われて、ナゴヤコーチン2羽、チャボ3羽が命を失いました。平気でこんな事をするとは、恐ろしい事です。
日曜日の昼食
台風17号が来て終日の雨でした。那賀町高城山の雨量計が時間雨量75ミリを記録したそうです。私は昼にカレーを作り梅やんに食べさせました。午後は梅やんを車に乗せてチイ叔母宅へ夕食のおかずを貰いに行きました。それから、ニワトリが居なくなりましたので卵も。
坂州木頭川の濁流
先日写真を撮った沢谷下の石灰岩の白い淵もものすごい増水になっていました。
石灰岩の淵辺りの濁流
かつて8年間、梅やんは一人暮らしでした。このような嵐の日も山間地の独り暮らしの高齢者は台風をやり過ごして来ました。テレビと家の防災告知端末放送が、木沢地区514人に避難勧告が出されたことを報じています。私は安全な近くの小畠トンネルに非難するつもりで居りましたら、セツ姉から安否確認の電話がかかりました。梅やんが先に受話器を取り、私が変わると、セツは「お母さん元気そうな声じゃなあ」と言いました。
梅やんの夕食
夕食後、梅やんは徳島新聞を開けています。「この頃は子どもがようころされるのう。どうなって可哀想に!」と言いました。本当にそうだ!子どもの人権が保障されない世の中だ。梅やんの言う通りです。
徳島新聞記事
それでは今日はこの辺で。今は雨は止んでおります。連休のため、私は見守りです。