みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 敬老の日の見守り

2019-09-17 05:03:01 | 日記
昨日は敬老の日でした。朝、フミ叔母から電話があり、昼にキミちゃんが作ってくれたカキマゼをもらいに行くことにしました。
次には瀬津のイワオさんが野菜を持ってきてくれました。
キュウリ
朝食は遅く起きて9時に食べました。一日中、梅やんの見守りです。
談笑する梅やん
私は約1時間ほど草刈りをした後、フミ叔母宅に行きカキマゼをもらいに行きました。
カキマゼ寿し
梅やんは耳が遠くなりました。叔母さんと私が話しているのが聞こえず、「なんちゅう?なんちゅう?」を繰り返します。
「ナンチュウ?」
私が梅やんを車で連れ回すのは一人で置いておくと危ないからです。
歩いて帰る
帰りにチイ叔母宅へカキマゼを届けました。梅やんは車から出ませんでした。
カキマゼは昼食と夕食で食べ終わりました。美味しかったです。
夜になって、東祖谷山菅生の山の好きな友人が上那賀の山行きから帰る途中で車を止めてくれ、話をしました。まだ川成峠と木屋平の太合から中尾山、見ノ越峠を越えて自宅に帰るそうです。この間も梅やんは庭に出てきて居り、私が家に入ると、「お前は誰とぐたいじょったんぞ」と言いました。

こうして1日が終わりましたが、梅やんは夜になると変なことを言います。「お前はなんしにここにおるんぞ!ここはわしのうちぞ。若い者が仕事せんとようたべていけるのう?」
そしてトイレによく入り、その度にトイレットペーパーを使い、土曜の夜に新しいロールを変えたのに2日しか持ちません。月曜の夜にまた新しいものをセットして私は寝ました。認知症になるとトイレに行った事も忘れてしまい不安でまたトイレに行くのです。水の蛇口は流しっぱなし。

今朝は5時に起きて日誌を書いています。今日は日中デイサービスで梅やんの見守りをしてもらって、私は鴨島と美馬市で所用があり、行ってきます。6時ごろには帰って来ることになるでしょう。
それではこの辺りで。また明日。