みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 吉野川のノリ

2020-12-12 05:50:00 | 日記

昨日の午前中、私はシーツや衣類の洗濯をした後、畑仕事をして、移動のための準備をしました。梅やんは箒とチリトリを持って庭の掃除をしたり、お菓子を食べたりしている様子でした。
昼食は一人分のうどんを2人で分けて食べました。梅やんは長い時間をかけて、時にはうつらうつらしながら眠りかけて、やっと食べました。「この頃は瀬津のじいさんが来んなあ、元気にしておるんだろうか?」と私に聞いて来ました。


セツ姉宅への野菜や梅干しを車に積んで、午後2時前に実家を出ました。ヤギたちはこちらを見て見送りをしているようでした。
途中、鷲敷でケアマネジャーのハヤカワさんと待ち合わせて、来月のケアプランに認印をつき利用者分をもらいました。ショートステイ利用は1週間前にならないと分からないそうです。
また、阿南市の富岡にある家畜保健所へ寄り、ヤギ3頭飼育の届けをして置きました。
夕方になると小松島市辺りから道路が車で混んで時間がかかりましたが、徳島市の沖洲にあるセツ姉宅に5時過ぎに着くまでの間、梅やんは一度もトイレに行くとは言いませんでした。2時から5時まで車中に居たのにトイレの訴えはありませんでした。一月ぶりに娘の家に来た梅やんは笑顔を見せておりました。木沢では見せない笑顔です。
夕食をセツ姉宅でよばれて、8時を過ぎて井川の自宅に帰った私にセツ姉から電話があり、梅やんの足がパンパンに腫れているとの事でした。私は、朝夕の薬に利尿剤が入っているからそれで良いと答えておきました。水分を取っていないのに足がよく腫れるものです。




この季節、吉野川河口ではノリの収穫が始まりました。今年もセツ姉は朝のうちノリの作業に雇われて川に入っております。その時間の梅やんは旦那さんに見守りをしてもらいます。
今日も私は用が済んだら折り返し迎えに行きましょう。
それでは今日はこの辺で。