■ロング・ラブレター 漂流教室■ こっりゃあ……、ひっっっどいドラマだなあ……。最低レベルでしょ。てかおれ最近テレビほとんど見てないけどテレビドラマってこんなもんだった? でも『トリック』とかよかったじゃん? 楳図原作のファンでもなんでもないけどそれ以前の問題としてこのドラマなにがヒドイって、ぷぁ~テンポ異様に悪すぎ。ろくな事件起こりゃしないし。みんなして帰りたい帰りたいばっか延々呟いてるし。鬱陶しい人生論みたいなの延々続きやがるし。ワンシーンそれぞれ長すぎるし。♂♀関係はじめからスタンス割れてるのも興味削ぐし。常盤貴子の表情やたら豊か(すぎてメリハリないくらい)なのに対して窪塚洋介ったらどんどん無表情になってくばっかで張り合いないし(もっとちゃんとした男優使えよってば)。生徒らの個性がいまいちわかりにくいちうか女子の大半は最後まで見分けつかずに終わっちまった、つうか何人いたのって感じだし。そもそも高校生にしちゃみんなガキすぎないか、IQも光合成も知らないらしいから相当レベル低い高校なのかな、と思いきや教師がファーザーやんなきゃなんない低レベル校にしちゃなんでガモウがいんのって辻褄合ってねーし。セキヤの大暴れも定期的におんなじパターンチンタラチンタラ何回繰り返しゃ気が済むんだって感じだし。用務員ときた日にゃ影薄すぎて科白極少、顔出すたび(まだいたの?)てな人格ゼロぶりだし(人材有効利用せいよ)。学校と砂漠を無意味にゾロゾロ行ったり来たりもういいよって感じだし。クルマで乗り出した距離簡単に歩いて帰ってくんなよってほとほと苦笑も出ねーし。化学雲ヤリ過ごしゃ早いのにわざわざ同方向に逃げて窮地捏造してるし。雨乞いと同時に雨降ったり出会い頭のちょうど真ん中に地割れできたり御都合主義以下の糞演出百出。あーもー勘弁してください。枠組みがよかったのにどうしてああタルみまくったかね。未来人類とやらもラストに出番チョコットしかねーでやがるしさ。あ、枠組みよかったってのはラストのことね。手紙の破片がパラパラ落ちてきたのがよかったよね。アイディア賞じゃないか。常盤貴子がメインストーリーでは死んでるだけに(しっかしなんとまあ呆れた唐突な死に方だよ)ラストのラストもそれなりに輝くことになったしね。う~んやっぱ平行世界になるか~、それしかないよな~、てあたりはまあ諦めつつそのラストのみ(あと置き引きに遭うオープニングもちょっと)評価できるクズドラマでした。あ、CGはレベル高かったかな、テレビにしては。