心不全パンデミックの時代に
千葉白井病院の杉山浩二医師が講演
▲熱心に聞き入る参加者
白井健康元気村は10月15日、千葉白井病院と共催で健康教室を実施しました。「こんなときどうする? 心臓の話」がテーマ。講師は千葉白井病院循環器内科に勤務する杉山浩二医師です。
心臓は、私たちが日常生活を送る上で大切な器官ですので、日々のケアが欠かせません。では、どうすればよいのでしょうか。健康教室では、そんな疑問に杉山先生が答えてくれました。
不整脈や心筋梗塞とも密接に関わる心不全です。杉山先生によると、「心不全パンデミック」と言われるほど、心不全で困っている人が増えているとか。
会場となった白井市役所のまちサポ「多目的スペース」には、日ごろから心臓に不安を抱える市民が参加し、熱心に講師の話に聞き入っていました。
講演後に質疑応答に移りましたが、参加者から次々と質問が。これをみても、関心の高さがわかるでしょう。
「人の話をよく聞く」がモットーの杉山先生らしく、質問には、一つひとつ丁寧に答えるので、皆さん、大変満足した様子。こうして健康教室は盛会のうちに終わりました。
▲心不全パンデミックの時代にどう対処するのか
【杉山浩二（すぎやま こうじ）医師のプロフィール】
千葉白井病院循環器内科医
平成16（2004）年３月に広島大学医学部医学科卒業後、初期研修医として広島大学病院に勤務したのを皮切りに、横浜市立みなと赤十字病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、柏市立柏病院、災害医療センターに勤務。令和４（2022）年に千葉白井病院へ。
日本内科学会認定内科医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会不整脈専門医、医学博士。
