心臓にやさしい「食事」「入浴」「睡眠」
千葉白井病院の杉山浩二医師再び
▲小麦の成分を解説
▲入浴した場合と入浴しなかった場合を比較
▲心臓にいいフルーツの選び方
白井健康元気村は12月16日、ウェルぷらっと(白井市健康福祉センター)で健康教室を開催しました。千葉白井病院循環器内科の杉山浩二医師が講師です。
杉山先生は昨年10月にも「心臓の話」を講演、大好評だったので再度の登場となったもの。今回も昨年と同じく千葉白井病院との共催で、テーマは「心臓と生活」。
さて、健康な心臓を維持するには、一体どんな生活を送ればよいのでしょうか。
日常生活に欠かせないのは、まずは食事です。人が生きていくのに食事でちゃんとした栄養をとらなければなりません。では、どんな食事をすれば心臓に丈夫に保てるのか。反対にどんな食生活が良くないのか。
もちろん食事だけではありません。入浴も血の循環を良くするのに大切です。といっても、やみくもに入浴すればいいというものではありません。皆さん、正しい入浴を実践していますか。
そして私たちの日常生活で食事に次いで大切なのが、そう、睡眠です。毎日8時間寝るとすれば、1日の3分の1を睡眠時間が占めているということを忘れないでください。
食事、入浴、そして睡眠。この3つが私たちの心臓に大きく関係しているのです。では、どうすればよいのか。杉山先生は具体的な例を挙げ、わかりやすく、しかも丁寧に答えてくれました。
▲つま先立ちや立ち上がりのレジスタンストレーニング
【杉山浩二(すぎやま こうじ)医師のプロフィール】
平成16(2004)年3月に広島大学医学部医学科卒業後、初期研修医として広島大学病院に勤務したのを皮切りに、横浜市立みなと赤十字病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、柏市立柏病院、災害医療センターに勤務。令和4(2022)年に千葉白井病院へ。日本内科学会認定内科医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会不整脈専門医、医学博士。