本を読んで頂くと分かると思うのですが、発達障害という概念がなければ、未明さんの育った家庭環境はとてもとてもひどいものに思えるでしょう…
発達障害という概念からみてみると…、とんでもない家族と思えるような家庭にも一筋のつじつまが見えてくるように思えます
それは、わたしの家族、家系にしても同じこと…。
母も祖母も悪くないんです…
先天的に脳に不具合がみんなあったんだと思います
確かに祖母の行い、行動は異常だった
けれど母にも過敏過ぎる神経症 自己肯定感の低さ 劣等感 強い被害者意識と歪んだ認知
母が生まれながらにして持っていた脳構造上の問題がその様にさせ、
そのことが更に祖母という存在を歪めて視てしまうという結果に繋がっていたのかもしれません
(負のダブルパンチっ)
これを母に言ったら、恐らく母は激しくわたしに激怒するでしょうね
(症状は違えど、祖母の脳にも同じように脳構造の問題は恐らく生じていたのでしょう…)
わたしが何が言いたいのかというと、
自分の母親が ”自分とは違う症状を抱えた、先天的脳の障がいであったんだ” と母自身が受け入れられれば、祖母を(許すことは出来ないにしても)理解し、母が自分自身を愛せる(自分を認めれる)ようになり、少しは苦しみが解消されるはずです
そしてそれが何より自分自身の幸せに繋がることなのに…。
そして、そうと分かれば(先天的脳の障がいだっと分かれば)正しい対処にようやく乗り出す気になるかもしれない
(癌になったと分かると人は慌てるくせに、そうと分かるまで何もやらないのが人の常です…)
発達障害を知りもしないから、受け入れもしないから、延々と祖母に対する怒りを心に抱えたまま許せずに、自分すらも苦しめている。
きっと彼女はその思いを抱えたまま墓場までいくことになるのでしょう
そして、来世に持ち越しだなこりゃ
と、冷静に、冷淡に
母のことを密かにこう思っているわたしなのです
アスペルガーって認知が極端に歪んでいて白か黒か思考に陥りがちで、被害者意識も強くなりがちだから…
(まぁ人一倍人生苦難苦労ばっかりで仕方ないよねって言いたくなるけれど)
常に自分の行動・言動・思考を客観視することを忘れちゃいけませんね… ←母にだけでなく、わたしにも全くもって言えることです
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