プログラミングをいじるプログラマーになりましょう
それこそがあらゆる苦悩と上手にお付き合いできるための奥義です
と、そのように書いて最先端の認知行動療法のネタをしめくくりました
(締めくくったつもり)
最先端の認知行動療法をINDIGO塾的に学ぶ①から読んでください
行動分析のABC分析と、認知療法のABC分析
そして、その両方をカバー出来ちゃう最先端の認知行動療法について
それぞれ数回にわたって書いてきましたが
こういった高度なプログラミングを脳内で行うことが出来るのは、実は人間だけです
これこそが人間の醍醐味とも言えるかもしれませんが、
時にそれがやっかいでもあり、わたしたちを悩ませ苦悩させます…
やっかいと捉えるか
最高のギフトと捉えるか
この出力結果を存分に楽しめ!!とよく言われたりもしますが…
楽しむかどうかは個人の判断に任せるとして、
(脳内におけるセロトニンやオキシトシンが少ないであろうわたしにとっては、それを楽しめ!というのは少々難題であり、無茶ぶりもいいとこです(笑))
ただただ冷静に眺める…
まるでプログラマーかのように様々なプログラミングを試してみたり、
プログラミングの図式・全体像を眺めてみたり、、
ただそれだけでいいのです
わたし的には、楽しめと言われるより、よっぽど気が楽でホッとします
そもそも、ここで言わんとしたことの本当の意味が理解できたならば、
【楽しい】というその感情や思考でさえも、ただの出力結果に過ぎず
”プログラミングの全体像を眺める"ということは、【楽しい嬉しい悲しい】などを超えた、もっと上の次元(別次元)であるということに気づくと思います
("楽しい"は"楽しくない"のただ反対…結局のところそれも出力結果に過ぎません)
大事なのは(意識すべきは)プロセスであり、図式です
そのためには、出力結果を見る(出力結果だけに捉われる)のではなく、
一歩引いて、、もしくは一段階上から全体を見下ろすのです
お釈迦様がこの世は幻想だ
(この世はマーヤ)
と言ったのは
このプログラミングの全体像が見えたからです
プログラミングによって沢山の出力結果が生じてくる…
なんだ、ただそれだけのことじゃん?
と、悟ってしまったのですね
色々な出力結果が生まれてくるけど、
それにいちいち振り回されるな飲み込まれるなということです
思考や考えを止めることは決して出来ないのです…
そして、自分の中にある信念や思い込みも、三つ子の魂百までという言葉があるくらい、そうそう簡単に変わるもんじゃないのです…
ならば、ただただ、それらが生じるプロセスを眺めてりゃいいじゃん?
変えることも、無くすことも出来ないんだからさ…
なら眺めて、せめて幅を広げて、意識を全体に広げていこうぜ…
これが出来るようになることが、人間が苦悩と上手に付き合うようになるための奥義なのです
ちなみに、お釈迦様がもともと苦行に励んでいたのは、あらゆる思考感情を無くそうと当初はしていた訳ですね
でも、そうではないということを悟った
ただ、自分の頭・脳のプログラミングによって、そのプログラミングを基に世界が映し出されることに気付いた
(まさに全体像が見えた瞬間…、プログラマーである自分に気づいた瞬間です)
この全体像、プロセスが見えてしまったお釈迦様ですが
この境地にいくための修行として、ヴィパッサナーや、サマタ瞑想があるのだと思われます
せっかくここまで最先端の認知行動療法について小難しく書いてきたので、
次回はこの最先端の認知行動療法になぞらえて…
人間とは何か?
宇宙創造について
創世記の秘密
こちらに迫ります
なんで認知行動療法と関係あるのかって?
大ありです
その続きはまた明日