HSPの診断の中で、大きな音・強い光に敏感、味覚に敏感などがよく挙げられています
音や味覚に限らずに、【視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚】に敏感になりやすいとのことです(アスペルガーも同様症状がよく挙げられます逆に鈍感である場合も多いです)
HSPやアスペルガーの症状が書かれたもの(症状というと病気のようでちょっと語弊があるような感じなので、症状というよりは《特徴》でしょうか…)
それら特徴が書かれた本やインターネットなどが多くありますが、生化学的に捉えたものがあまりないように感じます
症状だけ書いて、《それで!?》って感じです…
偏った味覚によって絶対的に栄養過不足になっている人、
強い光が苦手で日中外に出られない人は、精神を安定させるセロトニン生成の機会を逃していると言えるし、
音に敏感な人は小さな音にも反応し、睡眠が浅く、それだけ睡眠の質も落ちます
そのことが、どれほど日常のパフォーマンスに影響してくることかっ
HSPという新しい概念は、生きづらさを感じている人にとっては実態のない生きづらさに光りを灯す素晴らしい概念だと、そのようにわたしが感じていることには間違いありません
が、
HSPを知り、分かっただけで日常が楽になったという人は、それほど多くないのではないでしょうか
気持ちは楽になったかもしれない…
けれど、現実的な日常に関して言えば、どうなんだろう…
そう思ってしまいます
というのも、たとえば”味覚障害”についてわたしなりに少し思うことがあるので書いてみます
味覚にとても敏感という特徴を持っている人、結構いると思います
まざり合った料理が食べられない人、(私は逆にまざり合ったものが好きだったりします笑)パンとハムが同時に合わさるサンドイッチすら食べられない人もいるそうです
激安スーパーで売られている鶏肉、一体どんな飼育をされていたのだろうか?と、お肉の味の違いにも敏感に反応してしまったり…
調味料の違いを敏感に感じ取ったり…
同じものばかりを好んで食べ続けてしまったり…
ひとそれぞ違った味覚感覚を持っているのは当然ですが、HSP・アスペルガーにとってのそれは”普通の人以上”ということになるのでしょう
この”味覚”、実は亜鉛ととっても関係しています
栄養学に興味がある人・詳しい人からすると、亜鉛と味覚障害との関係はとうぜんのお話しなのだろうと思います
栄養に全くの無知であったわたしからすると、!??という感じでした
つづく